HIRO T'S DIARY

● 11月の日記 ●

11月1日(日曜日)

tt通信

ちょっとのっそりと覗き込んで「コンチワ」ってご挨拶している tt であります。来年1月には tt も4歳になるのでやっぱここんとこちょっとお兄ちゃんになってきた感じがプンプンしますね。でもリビングでアグアグする歯ブラシ兼用のひもなんかをブルンブルン振り回してポーンッて飛ばして遊んでいるときはやっぱ腕白小僧そのものです。(でもこの顔の表情ってホームページ・トップの今月のボクの顔にやっぱり心なし似ているよねえ。ね?)

んま、今月の tt 通信は「お寒くなりましたね!」のご挨拶代わりってことで。

11月2日(月曜日)

先週ファーストアルバム「MUSICATION」をリリースし、今夜クワトロでソールド・アウト・ライブをするJay'edくんがやって来てくれた。今年の春のNew Breezeにも出てくれたし、番組にも2回目でかなり親しくなってきました。

でも今夜のライブは東名阪のライブの初日ってことでかなり緊張していたようでした。今夜行かれる方はいいパフォーマンスが出来るように応援したげてください。そして今夜の切符取れなかった人は11日に追加公演も予定されています。ぜひ。

来年に向かってもっと大きく成長していく予感がしました。

悠々雑記 #054 (11/03/09記)

「くっさめ」

犬を連れての散歩にもいろんな人がいる。
毛がところどころ銀色になった老犬コリーをお散歩させているおじいさ んも総白髪で多分花咲か爺さんのお年頃。

どちらが引っ張るでも無く寄り添うようによちよちとボクたちの前を静かにお散歩中。
じいさん突然、空気がビリビリと震える力強さで「エ〜ックショゥ!」とくしゃみした。

寄り添うコリー、あまりの唐突にビックリしその場でピョンッと飛び上がる。
なんぼ飼い主でも何の気配もなく突然あれをされたらたまったもんじゃなかろう。

老犬コリーの狼狽加減を可哀想に思った。

じいさんたちはまっすぐに道を進み、ボクたちは次の角を右に曲がる。
視界から彼らが消えて1分後、またじいさんの力任せの「エ〜ックショウッ!」だけが聞こえてきた。

老犬コリーくん、その横でまた30cmは飛び上がってんだろうと想像するだけで滑稽なその景色にクスクスしながら歩を進めた。

11月5日(木曜日)

リリースされたばかり、彼にとっては31枚目のシングル「僕は君に恋をする」を引っさげて、ボクの”奥目ブラザー”平井堅くんが来てくれた。

いや、もういつものようにあっちゃこっちゃトークで抱腹絶倒。今回やっぱ再認識したのは彼はほんまに負けず嫌い。(まあ、ボクも相当やけど。)とにかく楽しいひとときを過ごしたってわけでござるよ。

写真撮影の時に「やっぱり堅くん、俺より2cmほど高いなあ、183ぐらい?」って聞いたら、もっそい嬉しそうに「うん。」やって。嗚呼、負けた〜、グヤジ〜。

November 6th, Friday

I will be taking one week off next week, for the first time in almost 5 years. I'll rewind myself to the max and be back again nice and fresh next week.

I know I miss my daily radio life so much, so I'll definately give my pleasant voice as soon as I'm back. Till then, take care my friends and have fun.

Catch you guys on Nov. 16th Monday.

11月6日ー14日(Holidays in Italy)

" Mi chiamo Giovanni. "

ほぼ5年ぶりのお休みの行き先は「歴史」が束になって旅行者に襲いかかってくる国、イタリアでした。8泊9日でベニス、フィレンツェそしてローマの3都市を巡ってきました。

無造作にカメラを向け、どこでシャッターを押しても切り取られた風景はそのまま「絵はがき」として完成している。これがボクのイタリアについての感想です。膨大な写真を整理しながら、ここを見に来てくれているあなたにもその「絵はがき」のおすそ分けをと、ちょいとアルバムにまとめてみました。楽しんで下さい。

と、そんなことを言いながら「いきなりトイレの絵かよ!」ってお怒りかもしれません。今回の旅行はオランダ・アムステルダム乗り継ぎでベニスに入ったのですがオランダの人たちには大男が多い。で、この小用を足す朝顔がその背丈に合わせて作られていて182cmのボクでもギリギリで、この後の旅で何十回も口にした「マンマミーア!」の初回をまさかアムステルダムで口走るとは夢にも思っていませんでした。ちょっと背の低い人ならおっかなびっくりの「放物線」攻撃ですよ。これは油断がなりません。

あ、ちなみに「マンマミーア!」というのは「めしを見ろ!」ではなく、「アンラマ・アララー!」って感じです、念のため。

で、最初の都市ベニスです。水路に立つ赤白のねじり棒みたいなのがホテルの入り口。到着は夜だったので空港からホテルまで水上タクシー、つまりモーターボートで移動しました。ステキでした。

狭い路地が交差するベニス唯一の広場がサンマルコ広場。大聖堂の凄さに鼻を垂れました。

野菜市場のめっちゃかわいいペペロンチーノを思わずパチリ!

2泊した後、名物リアルト橋を水上バスでくぐって今度は陸路フィレンツェへ。ユーロスターって電車で移動なんだけどまだ来てなかったので別のキチャナイ電車の前でパチリ!

夕方到着したフィレンツェで、先ずウフィツィ美術館へ。写真厳禁の美術館だけど唯一OKの渡り廊下から「コの字」型美術館の外観を押さえました。ほんっまに綺麗でしょ?

晩ご飯はカジュアルだけどおいしいというTrattoria 13 Gobbiで、ピザ・マルゲリータとパスタを。腹減りすぎていて他のお皿を撮るのを忘れました。あはは。

旅行に待ち時間はつきもの。
ホテルのロビーに誰もいなかったのでセルフタイマーで「ボクの応接間へようこそ!」写真を撮ってみたらちょっとピンぼけでした。マンマ・ミーア!

フィレンツェ中央市場のお肉屋さんの天井からぶら下がる生ハムの凄さにビックリしました。おいちゃん、目ざとくボクを見つけて「喰え、喰え」と生ハムをスライスしてサービスしてくれました。塩気が最高だったんですが、お値段ちょいボラレたりするとやなのでそーっと後ずさりして逃げました。

市場を出てすぐにあったステキなお庭でまた「ボクのお庭にようこそ!」のポーズをしてみました。決して「コアリズム」体操ではないので誤解のないようにお願いします。

次にやって来たのがDuomo(ドゥオモ)と呼ばれる大聖堂。当然真下で「ドーモ、ドーモ」と挨拶するのは忘れませんでした。

大きな丸屋根のてっぺんまで登れると聞いたので8ユーロ払って、四百何十段の階段をエッチラオッチラ登りました。細い階段で途中人があんまりいないので「落書き禁止」の注意書きがあるにもかかわらずものすごい数の落書きが様々な言語で壁に殴り書かれていました。もちろん、日本語もその中にちらほら。世界中からやってくる「うすらバカ」の数のあまりの多さに悲しくなりました。

大屋根にたどり着く前にドゥオモの内部を見下ろせる場所に出ます。フロアにいる人がアリさんより小さく見えて「縮みあがって」しまいました。ってか、下を見ずにシャッターを切りました。ほいでその後も相当がんばって展望台に到着。もう全身汗だくです。とにもかくにも登頂記念に一枚だけ記念撮影。でもほとんどフィレンツェの街を見下ろすことはできませんでした。さっきは「縮みあがった」だけでしたが、今回はちょっと「ちびった」と思います。(このひきつった笑顔がそれを物語っているでしょ。)

恐怖に打ち勝ち「ちびり」を乾かしながらやっと地上に生還出来た嬉しさは登っていないあなたにはきっとわかってもらえないことでしょうが、とにかく、生還記念に現地でもとっても人気だというおいしいジェラートのお店GROMに入って「マロングラッセ」のピッコロをムシャムシャといただきました。甘露甘露でございました。

その後、共和国広場のそばのBar(バール)で「着席無料」とは読めないんだけど、でもきっと着席無料を主張しているんだろうなと思えるイタリアの人が書いた看板を見かけたので笑いながら一応写真を撮らせてもらいました。あはは。でもある意味、アートです。

んで、そのあと何広場だか忘れた広場に行くともうそこにもミケランジェロさんやら、何やらさんのブロンズや石像が林立していて説明を受けていても口がポカーンとするだけで頭ん中がウニになりました。そして口は乾ききって閉まりませんでした。

ほいでその後、宝石で有名なベッキオ橋にたどり着いて橋に群がる宝石屋さんのキラキラにベッキオして、いや、ベックリしてとりあえず呼吸を整えながらその向こうにかかる橋の風景に癒されたのでパチリと写真を押さえてみました。

気づくとお昼の時間なのでベッキオ橋のそばのBar(バール)で軽くパニーニとビールのお昼にしました。パニーニにかじりついてから「写真、写真」って気づいたので原形をとどめないパニーニの写真になってしまいましたが、それでも旨そうでしょ?

夕方晩ご飯前にフィレンツェの街が一望出来る高台、ミケランジェロ広場に登りました。息を呑む街の美しさに寒さも忘れてしばし見入ってしまいました。ほんとうに綺麗でした。

余談だけど、宝石で有名なベッキオ橋には恋人たちが取り付けたのであろう南京錠がたんと光っていました。国は変われど、いずこもすることは同じです。「この中でどんだけが成就して、どんだけがあかんかってんやろう。どうせほとんどあかんかったんちゃうん?」なんて考えているだけで意地悪おじさんはニヤニヤと楽しくてしょうがない夕方でした。

晩ご飯はフィレンツェ名物と言われるT-ボーンステーキをメインにまたローカルなお店でイタめしを堪能しました。

次の日はローマに向かいます。駅で待ち時間が長かったのでお昼に駅スタンドのピザをコークと共にやっつけてみました。もっそいファーストフードだったけど、これはこれなりに旨かったっす。んで、やっとこユーロスター列車がやって来たので今回はその本物をバックに1枚押さえておきました。

ローマです。これまでの2都市と較べてやっぱでかかったです。しかもローマは坂の街で歩き回るのはちょっと大変みたい。まあ、翌日はハイヤーでの観光を頼んでいるので、この日はホテルの近場をウロウロとすることにしました。

スペイン広場まで歩いていくと、「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンさんが映画の中で座っていたスペイン階段がありました。誰も座っていないので喜んで座りいい感じに記念撮影したのですが、彼女の座っていたのはもうひとつ下の階段だったようで、そちらは満員でした。ちょっと馬鹿みたいでしたが、それにもめげず空虚な笑いで噴水前でもう一枚がんばって押さえておきました。あはは。

んで、その日の夕食。もうなんて名前の店だったか忘れてしまったけど、生ハムメロンから始まって、オマール海老のスパゲティ、そして子牛のミラノ風カツレツとちょいとゴージャスな夕食に舌鼓を打ちましたとさ。♪ポンッ♪

そしてローマ2日目も快晴。ハイヤーに乗っかりローマの街を縦横無尽に見物。コロッセオはでかかった〜。でも入場がおもくそラインアップだったから外から眺めるだけにしました。コロッセオの外にはプチ・凱旋門みたいな門もあり、お馬に乗ったおまわりさんがカポカポ巡回しているのを見つけ「フン、観光者向けにやってるだけでしょ。」なんて通ぶったことを言おうとしたのですが、やっぱもったいないので一枚撮っちゃいました。がはは。

ほんで次は「真実の口」。ちょっとだけ並んで口に手を突っ込んで記念撮影。噛まれてもいないし、痛くもないのに痛い顔をするのは大変でした。 ん?何ですか?「うれしそうやん!」って? いえいえ、無理してやっているのです。

たっぷりローマを動き回ったので、また名前は忘れましたが老舗のBar(バール)でコーヒータイム。ついでにトイレを借りに奥に行ったらおじいちゃんが焙煎し終わったコーヒー豆を麻袋に袋詰めしている風景に遭遇。あまりにいい香りでのどかな「絵」なので1枚コッソリ撮らせてもらいました。

あ、そうそう、トイレってあんまりないのでもっぱらBarで借りちゃいます。今回みたいにお金払ってコーヒー飲むときは「おら、客だもんね、トイレ使わせてもらって当然だけんね。」って顔で威風堂々とトイレに行けるのですが、そうじゃないときは背中を丸めてコソコソと行かなくっちゃいけなくて、とっても気のちっこいボクはこれで3kgsは痩せました。(ウソです。)

ほんでその後トム・ハンクスの「天使と悪魔」にも出てきた天井に穴があいた聖堂(名前忘れました、もうほんまにごめん。)に行った後、この映画のメイン舞台になったバチカン市国にも潜入し、サン・ピエトロ広場でも1枚写真を撮りました。この国にパスポート無しで入ったのはボクが初めてだそうです。(ウソです。)

んでまあ、その後ご存じトレビの泉に出かけて「またローマに帰ってこられますように。」と50セント後ろ向きに放り込みました。ボクは上手に投げたのでまたローマに行けるようですが、横のオレンジのおばさんはあまりにも下手に投げたので無理だったようです。(ウソです。)ま、とにかく、またローマに帰られると分かったので、サングラスで決めた写真も押さえておきました。何故サングラスで決めるのか? それは・・・・まぶしかったからです。

んで、その夜はスペイン広場のずっと上にある有名レストラン(名前忘れた!)に行って、何とかキノコとお肉のスパゲティと、何とかキノコのステーキという「何とかキノコ」ずくしの香ばしい夕食をいただいたのであります。当然ワインも1本やっつけちゃって、もうへべれけナイトでございました。(毎日へべれけじゃなかったの?って質問にはお答えしません。)

んで、両替ですよ。貿易時代も長かったのでボクはこういうの得意です。

トラベラーズチェックが安全で1対1で換金出来ることなんて当然知っています。だから現金も少なくなったのでサラサラとサインをしてたっぷり替えてもらおうと両替屋さんに行きました。す、すると何と15%も目減りして返ってきたのです。つまりここは「銀行」ではなく私設両替商だったの。だから当然っちゃ当然で、それをしっかり確認しなかったボクの完璧なケアレスミス。「わ〜〜、なんでなんで?そんなんいやや!それやったらもっかいボクのさっきのトラベラーズチェック返して!」ってがんばってみたんだけど、もうパスポートナンバー照会から何から全部済ませた上での換金なのでそれも無理。泣く泣く諦めることにしました。とほほ。

とほほ気分で街を歩いているとパリなんかでも晩秋の風物詩になっている「焼き栗」が売られていました。10個で4ユーロ(約550円)。換金で大損こいたばかりのボクには痛い金額だったけど、心の傷を癒すために購入しました。ホクホクの栗を食べながらローマの街を歩いていると大損のショックも消え・・・・ませんでした。 ワァ〜〜〜〜ンッ!

ローマ最終日のハイライトはバチカン美術館。システィーナ礼拝堂を含めてのツアーは圧巻でした。ま、とにかく写真で楽しんで下さい。

ボクが息を呑んだのはステインド・グラスの華麗さ。ほんっとにきれいでした。

それと下右にある無彩色系の天井画。これは陰影がついていて立体的に見えるんだけど、実は「だまし絵」で真っ平らなんですって!その見事な技法に舌を巻きました。すると舌が戻らなくなってビックリしました。(ウソです。)

バチカン美術館は初体験の旅行者にとっては感動の場。「オー、オーッ」と発せられる感嘆の声は止まることがありません。対する日本人ガイドさんは毎日同じことの繰り返し。無表情な顔から淡々と発せられる説明には抑揚すらありません。ボクを含む日本人6人パーティの大仰な感動の声と平板で無味乾燥の声の対比に違和感を覚えつつ約2時間のツアーは幕となりました。

ボクたちを引率している彼の背中を見ながら彼がローマに来てからこんなに「不感症」になるまでの歴史を小説に仕上げたらきっと面白い本になるだろうな思ったりもしました。

同時にプロである以上同じことの繰り返しにも摩耗せずにいなければ、人生意味がないと強く「自戒」もしました。

最後の夕食はナポリからのピザ・チェーンだというPizza・Reというお店でカジュアル・ディナー。ピザ生地にオリーブオイルを塗り、塩とハーブをし石釜で焼いたパンがほんまにワインに合ってうまかったっす。

メインはピザの正統、マルゲリータとカルボナーラスパゲティ。いや、もうたまらんほど旨かったっす。

帰国の日のいでたちはローマで買ったちょっとデザインが風変わりなジャケットとダメージジーンズ!最後の1枚もだから決めてパチリ!(あっ、これもコアリズム体操じゃないので念のため。)

フィレンツェで日本語が中途半端にうまいお店の兄ちゃんに「ヒロシです。」って中途半端に風化したギャグをかまされ、不覚にも笑ってしまったのでその後ボクもイタリアではごく普通の名前だというジョバンニを名乗りずっと Mi chiamo Giovannni. (ミ・キアーモ・ジョバンニ)とやっていました。ローマを案内してくれたハイヤーのドライバー、ドメニコはニコニコと笑って受けてくれました。

大川さん、和田さん、三浦さん、蔵本さん、ドメニコそしてついでにまりさん、みんなとってもグラッチェ!
ほんとに楽しい旅でした。

11月19日(木曜日)

大橋トリオ、大橋好規くんがやって来てくれた。今年これで2回目になる。でも今回は現在のヘビーローテーション・アーティストとしである。ニューアルバム「I got rhythm?」もリリースしたばかり。それでも彼の大橋ペースには変わりがなさそう。

今回も結構アルバム制作のdetailなところまで根ほり葉ほり突っ込んで聞くことになった。それが意外に面白かった。

来年に向かっても彼自身のペースでコツコツと良品を産みだしていってもらいたいものである。1月にはサンケイブリーゼでコンサートもあるのでぜひ生の「大橋トリオ・ワールド」をあなたも。

11月20日(金曜日)

1st.Full Album "Sings" をリリースしたばかりの多和田えみちゃんが今朝のゲストでござった。デビューしてから1年半、その間にNew Breezeを含めて5回もインタビューなどをしているのでもう気心はしれたもの。なんとなく天然な彼女とのトークもごきげんに弾みました。

アルバムの音ももちろん弾んでいます。あなたもぜひ。

ラジオでは見えなかったけど、えみアフロは現在尋常じゃないぐらい成長しています。インタビューを終えてお別れの挨拶をBBSに書き込んでいるときのえみちゃんをパチリと押さえました。

11月24日(火曜日)

馬場俊英くん、明日リリース17枚目のシングル「明日に咲く花」を引っさげてボクの番組も、な、なんと、17回目の登場!それはオンエアでは気づかなかったくせに、今気づいてもっそい悔しいおいらです!

んま、とにかく「明日の旅人」って曲を弾き語りしてくれたりそれ以外にもいつものようにあっちゃいったりこっちゃいったりしっちゃかめっちゃかのインタビューになりました。楽しかったはずです。うん。

で、買ったばかりというマーチンD-42っていうすっげ高いギターを持ってきていたので「弾かせてけれ!」と弾いてみました。いい音がしましたが、馬場くんは心配そうでした。あはは。

11月25日(水曜日)

わたなべゆうくん、月に一度のゲストの日。そして今日もいつものように温かいギターの音色がオンエアに乗っかりました。

しっかし、超びっくりしたのはいつもしてくれるオリジナルがボクの明後日のお誕生日のために作ってくれたプレゼント曲だったこと。んっも、ゆうくんったら!やってくれるじゃん!って感じで聞いてみたらリズムが全くボクだったのです、そしてメロディも分かりやすくてそれがまたとってもよくって!うれしくっておしっこをちびってしまいました。アララ!

今週土曜日には江坂MUSEでソロライブもあります。ぜひ応援に行ってあげてくださいな。

11月27日(金曜日)

恥ずかしながらのお誕生日でございました。先週ニューシングル「鼓動」をリリースしたばかりの、まきちゃんぐがゲストに来てくれました。これでまだ2回目なんだけどまきちゃんぐの天然パワーにはさすがのボクも完璧にやられちまいます。でもおもしろいインタビューでした。しかも彼女別れ際に東野圭吾さんの「秘密」の文庫本をお誕生日プレゼントにくれちゃいました。活字中毒のボクには最高のプレゼント。まきちゃんぐ、ほんとにありがとう!

朝スタジオに着いたら馬場俊英くんからもすっごいステキなお花が届いていました。もうあまりの立派さにおしっこをちびってしまいました。ちょっと冷たいままオンエアしたのですが、誰にも気づかれなかったことを祈っています。

ボクの番組の後の山添まりさんの番組チームからはバースデーケーキを頂いちゃいました。イタリア帰りのボクなので思わずポーズもイタリアの「おいしい、おいしい」の「ボーノ・ボーノ」が自然に出てしまいました。みんなにおすそわけをして頂きましたが、ほんまにうまかったっす。

実は番組終わりで東京行きだったので結構慌ただしく事務所に戻り、バタバタと整理準備をしていたら押尾コータローもピンポーンとやって来てくれてイルカのサウンドホールのウクレレと、そしてボクの名前が編み込まれたごっついステキなソフトケースをプレゼントしてくれました。時間がないので玄関先での受け取りになったんだけど、押尾っち自らがこのウクレレで♪ハッピ・バースデーツーユー♪をやってくれました。もんのすっごくいい音色がするウクレレです。今回はちょっと真面目にウクレレを練習して牧伸二先生か、高木ブーさんを目指そうと心に誓いました。押尾っち、時間がなくてごめんね。

そしてもちろんこれ以外にも番組をやっているとBBSに本当にたくさんのみなさんからお祝いのメッセージをいただきました。冥利に感じました。ほんとにほんとにありがとうございました。それとリスナーのみなさんからもたくさんのプレゼントも頂いてしまいました。ここで改めてお礼を言わせてもらいます。Thanks a million, everybody!!!

ステキな誕生日を過ごすことができた2009年でした。頂いたパワーでこれからもがんばります!

悠々雑記 #055 (11/28/09記)

「帰路」

東京から帰りの新幹線は極力新大阪どまりを狙う。

理由は2つ。
万が一熟睡しても絶対に乗り過ごさないのがその1。
(万が一にも熟睡することすらないのだが、まあ、これは一応精神的保険。)

理由その2。
それは列車の混雑度で、実はこちらの方がボクとしてはとっても大切。

博多行きの列車は先ず例外なく結構の座席が埋まっているのに対し新大阪どまりのそれは実にステキにたっぷり空席があり車内の空気も高原の空気のように爽やか。隣席に見知らぬ人が座ることも先ず無く開放感に満ち溢れ車内もシーンと静かで新大阪までの2時間半を心から楽しむことができる。

そんな理由で同じ料金払うならこちらを選んで当然だと常々強く思っている。

今回の帰阪は午前10時7分品川発新大阪どまりののぞみにしようと決めていた。
朝少し早く目覚めたので「それより早い新大阪どまりを掴まえられれば。」と時間調整をせずに品川駅へ。

時刻は9時半、頭上モニターに映し出されている列車表に9時47分新大阪どまりを見つけ心の中で万歳三唱!

早速目の前の自動券売機でパタパタと乗車券を購入。
時計を眺めると発車まで後3分、もう列車もホームに滑り込んできているようなタイミング。かなり早足でホームに降り到着したばかりののぞみに乗り込んだ。

珍しく車内はほぼ満席。
ボクの指定席の隣にも見知らぬおじさんが座っている。
「へえ、こんなこともあるんやなあ。」とおじさんに軽く会釈してとにもかくにも着席。

そして改めて券面を見直し、それが切符購入の時点でギリギリ乗車可能だった狙った列車より1本早い9時37分発の博多行きだったことに気づいたとき列車は品川駅のホームを静かに滑り出していた。 嗚呼!

ボク自身のケアレスミスだったがそれでも「混雑を強いられて早く大阪に到着するより10分遅くてもやっぱり高原の空気と共に大阪に帰りたかったな〜。」と座席でさめざめと涙した。

小柄で小太り、憎めない感じの隣のおじさんは、ボクの慟哭に気づくこと無く購入したばかりのコーヒーを「ズ・ズーッ、ズ・ズーーッ」と満足げに飲んでいた。