HIRO T'S DIARY
● 7月の日記 ●

7月1日(火曜日)

tt通信

夕方に帰宅するボクをttはず〜〜〜っと待ってくれている。そしてボクが一歩玄関に足を踏み入れた瞬間から狂喜乱舞が始まる。ピョンピョン飛び上がりしっぽをちぎれるくらい振ってその場でクルクル回っておしっこもちょろっと出しちゃいながら、その喜びをちっちゃな体中で表現してくれる。それはベッドルームに入ってボクが部屋着に着替えている間もベッドの上で続く。

マットレスの上でハッハしながらクルクル回っていても着替えに忙しいボクに構ってもらえないとき「早くかまってよ、抱っこしてよ。」の目をしながらペタッと小休止。今月はその瞬間の顔をパチリと押さえてみたのでありゃ〜す。

雑感雑記 #842 (7/01/08記)

「ポンプ」

「毎日早くから起きるの大変でしょ?眠くないですか?」とよく聞かれる。

起床して約1時間ボーっとしてから、午前4時過ぎに必ずお風呂に入る。
朝シャンの匂いで清潔感を漂わそうというなんともやらしい目論見もあるが、同時にしっかりと覚醒するためでもある。

風呂では体を洗ってからシャンプーするというのがボクの段取り。
この間、体を洗い終えて泡を流そうとしてもなぜかなかなか落ちない。
体もいつもよりなぜかヌメヌメした感触でいつものスッキリ感がまるでない。

ふと見た目の前の棚にはシャンプーとボディソープのポンプが順番を間違えたボクを薄ら笑いで見つめながらいつものように仲良くならんでいた。

ちょいと悔しいので小学生漫才「まえだまえだ」の弟くんのように肩をひょいとすぼめてみたが、全然可愛くなかった。

眠くはないが寝ぼけること、たまにはある。

7月2日(水曜日)

岡野宏典くんが来てくれた。おいしいクッキーを焼いて持ってきてくれた。だからと言うわけではないが今朝のボクは岡野くんにとってもやさしかった。(お菓子につられとんのかいっ!)

とまれ、7月30日リリースの両A面シングルから「旅路」をスタジオライブでそして「ゴール」をCDからオンエアした。スタジオライブ、今朝は本当に絶品だった。

クッキーも絶品だった。(って、まだ言うとんかいっ!)

帰宅してttにもおすそ分け。Yum Yum と相当喜んでいた。

雑感雑記 #843 (7/02/08記)

「食い意地」

おいしいものならグワッと鷲掴みでパクパクモグモグ。
食い意地は間違いなく張っている、それも、か・な・り!

この間「神戸のおいしい店101軒」って本を頂いた。
休日お昼、パラパラとページをめくる中にうまそうな蕎麦屋さんを発見。
薄切りの輪切りすだちがプカプカ浮いている「冷やかけそば」が猛烈にうまそう!

喰い意地男はイジイジしない!
我慢出来ずに2号線芦屋まで車をかっ飛ばし昼のラストオーダー2時直前に店に飛び込み、大1,780円を発注しズズ、ズル、ズズ、ズルっと速攻で「ごっつぉさん!」した。

あ〜、しゃ〜せ!
お〜い、うまいもん!いつでもかかってこんかいっ!

雑感雑記 #844 (7/03/08記)

「city development」

大阪と疎遠な人には、ちんぷんかんぷんの話題で恐縮。

今、淀屋橋が熱い!
正確には御堂筋淀屋橋の西側が熱い。
どれぐらい熱いかと言うとお好み焼きの鉄板の上に素足で立つぐらい・・・だと思う。

付いた名前が「Yodoyabashi-West」。
古くからある大きなビルの1階を間借りしてお洒落に改装した様々なレストランや、通りに面したところをオープンパティオのようにしたパブなど、フラフラと歩いているだけで楽しくなってくる仕掛けがあちらこちらから飛び出してきて興味津々。

その中心に大大阪建築時代の大阪倶楽部がひっそりと佇んでいたりして飽きることはない。

これからこの淀屋橋ウエストがどう変わっていくのかは判らないが、お洒落を気取っちゃってる東京汐留あたりにも負けやしない風情が育ちつつあるってのがうれしいね、どうも。

1回放浪してみ。ええ感じやで。

雑感雑記 #845 (7/04/08記)

「JARTIC」

テキパキとハギレがいいおねえさんが交通情報担当の朝、それは起こった。

交通情報センターはシフト制で関西のテレビ・ラジオ局の交通情報を一手にまかなっている。限られた人数でたくさんの放送局を担当するのだから交通情報の時間が重複しては大変だ。だからセンターと各放送局は「糸でんわ」のようなもの、ま、つまりインターフォンで常時接続されていてそれぞれの番組がそれを使ってセンターと連絡を取り合いスムーズに交通情報を進行しているというわけ。

こちらの呼びかけボタンはひとつだが、たくさんの放送局とやりとりをするセンターには多分応答ボタンがいっぱいあるのだろう。

「ハイッ!ありがとうございましたっ!」
その朝、交通情報に全く関係ない時間にハギレいいそのおねえさんの声がホントに唐突にスタジオ中に大声で響き渡った。

何もしてあげてないのに突然礼を言われても困惑しちゃうわけなのね、ボクとしては。

だから一応呼びかけてみた。
「もしもし?何かありましたか?」と。

すると、間髪入れず「マチガイマシタッ!」との返事が、テキパキとハギレよく返ってきた。

ウケタ。

雑感雑記 #846 (7/07/08記)

「備忘録」

悪いこた言いません。
すぐに書きなさい。必ず書きなさい。
「あの人にあれ言わな!」とか「あ、ええアイデアや!」とか、とにかく何か頭に浮かんだらすぐにメモしなさい。

平日毎日雑記を書いている。
その題材、「ネタの種」は小さい。いつも小さい。とても小さい。
種を植えてお水をあげて一生懸命育てても、ちっちゃな花しか咲かないこともある。
それでも時々びっくりするくらい大きな花が咲きそれがうれしくて雑記を続けている。

この間もふと頭に浮かんだ「ネタの種」があった。
どうやらものすごくでっかい花に化けてくれそうな種だった。
んが、それがオンエア中だったためにメモすることも出来ず忘れてしまった。
そしてその後すぐ「ネタの種」を忘れたことすら忘れてしまい番組が終わった。

事務所に戻り午後、電話で仕事の連絡をしているとき突然思い出した。
ひょっこり浮かんだ「ネタの種」を忘れてしまったことを忘れていたことを思い出した。
忘れていたことを思い出したが、その種がどんな種だったのかはきれいさっぱり忘れ去っている。

だから電話の相手にすぐに聞いた。
「なあなあ、あのネタ何やったか覚えてる?」
「えっ?あのネタって?」と戸惑いながら返答する仕事仲間。
「そやからあれやん!朝ひょいと出てきた、あれよ、あれ!」
「・・・・・・」「何でなんも言わへんの!もうええわ。」ガチャッ!

分かっています、乱暴なのは。
でも逃した魚が大き過ぎたのだから当然なんです。(と思い込んでいるだけ?)

悪いこた言いません。
すぐに書きなさい。頭に浮かんだこと必ずメモしなさい。

もう書いた?

雑感雑記 #847 (7/08/08記)

「抜きつ、抜かれつ」

FM802の入っているビルのエレベーター、昼食時はすし詰め各駅停車。
イライラ気分が募るので正午過ぎに802を出る時は階段をトントンと駆け下りると以前書いた。

8階から降りるにつれ、ボクと同じ考えの若者が増えてくる。
リズムはそれぞれに異なり、2段飛ばしで降りる若者を見ながら「あれはやっぱり相当の動体視力が必要なんだろうな。グヤジイですっ!」とザブングルの顔になったりすることもある。

で、こないだもやはり階段をトントンと。

前を行く若者に追い付きそうなリズムで降りていた。
がんばっていた彼、踊り場の手前でヨロリとつんのめった。

それを見て心の中でちっちゃく「ウッシ!」とゆった。

雑感雑記 #848 (7/09/08記)

「iD.」

Nike のスニーカーがとってもおもしろい。
と言っても爆笑レッドカーペット的おもしろさでないのは言うまでもない。

Very interesting で且つ exciting におもしろいのだ!

既製の定番商品も様々なバリエーションがあっておもしろいのは当然なんだけど、定番以外に自分で細部まで色決定が出来るシステムがあってそれがおもしろいのだ。

題して NIKE iD.
この iD ってのはIndividually Designed,つまり「個別にデザインされた」ってことである。

Nike shop に行くとコンピュータモニターを前に、既にカラフルなスニーカーをもっとサイケデリックにバンバン色変更するのに余念がない若者が溢れかえっている。

ボクもトライさせてもらった。
ボクのtasteは常に「Simple is the best.」
だからボクはモニターに映るbasic modelから逆にバンバン色を落としていって、全くPlain whiteの一足を仕上げた。

これはこれでトレンドと逆行していてかなりアナクロで「おもしろい」仕上がりになったと自負している。そしてサービスで入れてもらえる名前だけはグレー色で仕上げることにしてこだわりの一足が完成した。

どう、あ〜たも次の一足、勝負スニーカーを NIKE iD. で仕上げてみるってのは?

雑感雑記 #849 (7/10/08記)

「既決未決」

整理整頓力は相当のものである。
終えた書類はテキパキとファイルし綺麗に片付ける。
そしてこれからの書類だけが目の届くところにこれも整然と置かれている。
ひと目で後どれぐらいの仕事をせねばならないかが確認できるようになっているわけだ。

数年前事務所の机を大きいものにした。
仕事スペースがかなり広くなりすこぶる快適。

んが・・・
広いということは「未決書類」を置く場所も広いというわけで・・・・
今、横目で眺める机上はなまじ広いせいできれいに積み上げられた書類たちが恨めしげにボクを見つめている。

ビェ〜〜〜〜〜ッ!
ドォシヨ〜〜〜〜〜〜ッ!
ダズゲデグデェェェ〜〜〜〜ッ!
イナガワサンヨリコワイヨ〜〜〜〜〜ッ!

雑感雑記 #850 (7/11/08記)

「まつぼっくり」

髪の毛にハイライトをいれた。
2時間かけてハイライトをいれた。
いつものようにゴキゲンな仕上がりで斉藤さん、ありがとう。

髪の毛にアルミホイルが1個ずつ巻きついていっておしまいには頭が銀色の「まつぼっくり」になる。

いつも「嗚呼、持ってくればよかった!」と後悔していたカメラを昨日は忘れなかった。

このまつぼっくりが仕上がるときにいつも思うこと。
今、カミナリが頭に落ちたらどうなるんやろ、オレ?

それにしてもほんまにものすごい数のアルミホイルだべ。おどろきもものきさんしょのき!

7月11日(金曜日)

 

8月に京都と大阪でワンマンライブを行うワライナキ、高田志麻ちゃんと白井大輔くんが来てくれた。

今年春に出したミニアルバムHANAUTAから「流れ星」をスタジオライブで聴かせてくれた。

しっとりとした歌だったので志麻ちゃんのタンバリンはおとなしめな音だったが、帰り際に「情熱系」では右に出るものは世界に3人ほどしかいないと噂されているボクのラテン系タンバリンワークを見せ付けてあげたら2人共失神寸前の様子だった。

 

7月14日(月曜日)

5月に来る予定がインフルエンザのせいで一度ゲストが飛んでしまった馬場俊英くんがやって来てくれた。昨日は奈良でライブ、そして今週大阪フェスティバルホール2daysも控えている馬場くん、元気いっぱいだった。レーベル移籍も決定し、これからの抱負と共に秋にリリース予定の新曲の話しも聞かせてもらった。

スタジオライブもまだライブでも3回しかやったことのない新曲「世界中のアンサー」を優しく歌い上げてくれた。

いつものようにたのしい時間だった。これで巨人がもっと阪神に肉迫していれば馬場くんもきっともっと楽しかったことだろう。ぶひひ〜〜。

雑感雑記 #851 (7/14/08記)

「明石焼き」

休日のお昼、突然明石焼きが喰いたくなった。
大阪のたこ焼きの明石バージョンで現地の人は玉子焼きという。
たこ焼きよりはるかにさっぱりしていてダシにつけて食べるホワホワな玉子の食感がタマラナイ。

だからアツアツを頬張って「タマランチ!」と言いたくて明石まで車を飛ばした。

ナビが、美味いと噂の「本家きむらや」まで小一時間で案内してくれた。
ナビってヤツは間違いなく官庁事務次官級の賢さだね、マジで。

うだる暑さの中、お店の前は長蛇の列。
いつもならすぐにギヴアップのボクだが、さすがに東経135度までやってきちまったのでおとなしく並ぶことにした。

待つことしばし、昭和の風情たっぷしのお店の中に案内された。
20個800円の玉子焼き、今度はいつ食べられるかわかんないので1人で2人前を注文。
昭和のおばちゃんが目を丸くして「1人前20個ですよ!」と言おうとするのをさえぎって「2人前喰いたいんです!」とキッパリ発注した。
ほどなくやってきた玉子焼きはほんとにホワホワでダシとマッチして、ギザ旨かった!
31個目ぐらいで満腹になってしまったが昭和のおばちゃんがチラチラ見ているので平気な顔をして全部平らげたら、帰りは苦しかった。

ゲップしながら5号湾岸線を通って大阪に帰ろうとしたらナビがどうしても3号神戸線に乗せようとしつこく針路変更を強要した。

無視して湾岸線に入っても「次の出口で降りろ、降りろ!」とうるさかったがシカトし続けたら黙りこみやがった!

ヤツァ、結局賢いのか賢くないのか、ボクは今とっても悩んでいる。

雑感雑記 #852 (7/15/08記)

「CHANGE その2」

再び、見ることもないと思っていた月9。
最終回拡大90分という惹句に吸い寄せられて見てしまった。

まず素直に認めよう、木村拓哉さんの演技力は抜群だと。
彼の演じる総理がテレビカメラに向かい国民に語りかける設定でのノーカット・ノンストップのセリフ20分強は見事の一言!

心からの絶賛と賞賛を束にして贈ろう。

んが・・・・
それにしても今現在青少年に圧倒的な影響力を持つ役者の演じる一国の宰相の喫煙習慣を晒すのはいかがなものかと再び強く思った。

荒唐無稽に現実離れしたストーリー展開で特に「清廉潔白さ」を強調して描かれている劇画的ヒーローが仮想現実の世界から強引に戻って来て、敢えて「現実的生臭さ」を見せ付ける必要は微塵もないはず。

タバコと縁がなくなり数年が経ち、「20世紀を引きずる者はさておき、21世紀を生きる者にタバコは不必要!」と後輩に口酸っぱく説くようになったボクにとっては誠に悲しい演出であった。

秀逸な演技がpurple hazeの向うでゆらゆらと揺れ、霞み、そして消えていった。

雑感雑記 #853 (7/16/08記)

「Space Invader」

車のヘッドライトは基本「丸目」でしょ、やっぱ。
ま、百歩譲ったとしてもせいぜい「四角」が限界。

ところがどうよ、最近のヘッドライト!
流行なのか何なのか、三角っぽい吊り目で可愛くないったらありゃしない。

それもぜ〜〜〜んっぶ!
おかしくね?

向こうから△の吊り目が走ってきたら「宇宙人やんけ、あれ。」といつもボソリッと呟いている。

7月16日(水曜日)

メジャーデビューをしてまだ3ヶ月の多和田えみちゃん、来週リリースのセカンド・ミニアルバム「Love & Peace」のプロオーションでやって来てくれた。リード曲の「Flowers」はもちろんなんだけど、達郎さんのカバー「潮騒」も完璧多和田ワールドになっていてユラユラと聞かせてくれる。

月末にはBIG CATでSpecial Othersとの2マン・ライブも控えている。揺れたいあなたはぜひ。

記念撮影ではおっきさくらべをやってみた。おら、やっぱかなりでかかった。でもえみちゃんはいつでも小粒な太陽さんで明るさでは決してひけをとらないとこがステキっす。

雑感雑記 #854 (7/17/08記)

「routine」

どんな生活様式の人でも毎日必ず同じことをする瞬間がある。
生放送で毎日全く違う顔つきの時間を過ごすボクにも勿論ある。

今朝キッチンでコーヒーを入れながら「ん?もうあれから24時間?」と感じた。
昨日のあの瞬間のイメージって間違いなくほんの2−3時間前なのだが・・・・・

この感覚をどう例えればいいのだろう?

デジャブは既視感 、つまり初めて経験したことが以前にも経験したように感じられる錯覚だが、初めてでなくても大分前のことが「ついさっきのこと」のように感じる感覚はどう言えばいいんだろうと早朝のキッチンで考え命名した、デブジャと。

明日以降いろんな場面でこんな感覚に包まれたりしたら、「ふっ、またデブジャかい、ああ、デブジャ、デブジャ。」と呟くことにしよう。

7月17日(木曜日)

月初めにウクレレで様々なカバー曲をメインに収録した「ウクレレ・バンバンバザール」とリリースしたバンバンバザールさんがやって来てくれた。ライブバンドなので、徹底的にライブしてもらおうと「Black Dog」などなど4曲も演奏してもらった。BBSが大絶賛の嵐になったぐらいほんまにレイドバックしたごきげんな演奏だった。明日は京都タクタクで8月1日は梅田シャングリラでライブあります。時間ある人、行くべし。

福ちゃん(V.G)、富ちゃん(U)、黒ちゃん(B)の3人は腕っこきのミュージシャンだが、帰り際の記念撮影でのボクの高速ライトハンド・ウクレレにはみんな面食らったようだ。(と、お約束を外さずやってくれるバンバンがボクは好きだ。)

バンバンバザール演奏風景。画像範囲の関係でウクレレ富ちゃんが2度出てしまった。彼は一卵性双生児でも、「アォ〜ン」と狼の遠吠えをしているのでもない、ハモっているのであ〜る、念のため。

雑感雑記 #855 (7/18/08記)

「進化」

ゴーグル、あ、失礼、グーグルの検索機能の進化には舌を巻く。(註:ナイツのパクリ)
最初の一文字、二文字入れただけで候補名が下にザ〜〜ッと並ぶのでたまげちゃう。

アッと驚く為五郎なのだ。

試しに「ヒロ」と入れてみた。
ヒロセ、ヒロミ、ヒロタ他10ほど出てきた候補の中にボクはいなかった。

悔しいので今度は「寺」と入れてみた。
寺島しのぶ、寺山修二、寺尾聡、寺子屋などなど並ぶ中にもボクはいなかった。

「まだまだやなあ・・・」と肩を落とし、むせび泣いた。  

(註2:ツールバーにあるGoogleだけなのかも?)
(註3:この話ひょっとしたらWindows限定かも?)
(なにせ電脳ではないのでこの話が意味不明の場合は御免。)

雑感雑記 #856 (7/21/08記)

「手摺り」

階段の上り下りに手すりは便利なものだ。
またライブ会場の2階などの転落防止にも手すりは有効である。

週末ライブに行き、2階席最前列に座った。
立ち上がったときの危険防止の為に当然手すりが目の前に。
しかし横に走る手すりの高さがアバンギャルドに微妙だった。

普通に座ると丁度目の前を手すりが走り、ステージのほぼ全てが目隠しされてしまう。
新聞に載る容疑者の写真の目を隠す黒べたの線の役割をなんと「手すり」が果たしているわけだ。

ステージの様子を垣間見る為にはどんよりと猫背になるか、もしくはT型定規を背中に差し込んで思いっきし背筋を伸ばさねばならない。

誰がこの高さを設定したのかは知らないが、これはこれでやんわりとえげつないイジメだった。
猫背とT型定規の往復で2時間のライブが終わったときはクタクタに疲れ果てていた。

雑感雑記 #857 (7/22/08記)

「灼熱炎暑の夏」

二十四節気のひとつ、大暑。
一年で一番暑い日とされる大暑。
2008年は今日、7月22日がその日。
大暑への対処が急がれる、ねえ、大将!

気象用語では気温摂氏25度以上を夏日と呼び、これが30度を超えると真夏日となり、そして35度を超えた場合は猛暑日と呼ぶ。

梅雨が明けたと思ったらその瞬間から、もうほぼ毎日と言っていいくらい猛暑日が続いている。

失敬な湿気も伴い大阪の猛暑は猛暑以上で、もはや「酷暑」!
こんな酷暑の中、こくしょーさゆりさんはどう過ごされてんだろうとふとオモタ。

雑感雑記 #858 (7/23/08記)

「もち吉」

頂き物のおせんべいが旨かった。
あまりに旨かったのでネットで購入することにした。
ホームページで目指すおせんべいはすぐ見つかり発注。

同時に「激辛せんべい」の文字が目に飛び込んできた。
一袋税込み¥315で、しかも在庫は後8袋を残すのみとのこと。

あ〜たはどうか知らないが、おいらは辛いものには目がない。
「いかん、こうしてる間にも誰かが発注して売り切れたら大変だ!」と思い残数全部を買い占め、そしてニンマリ微笑んだ。

待つこと1週間、正規のおせんべいと共に「激辛せんべい」も8袋到着した。
到着を待ちわびていたボクは缶ビールをプシッと開けることもなくお茶すらも用意せず、とにもかくにも1枚喰った。

「ガッラ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」

喰っている途中に頭皮から汗が噴き出し顔中に汗が流れ出してきた。
それより何よりよだれが止まらなくなったのは人生初めての体験で驚愕した。

次の日ボクはジャイアンになりFM802のスタッフに片っ端から「激辛初体験」をさせてあげた。

みんな「ヒ〜ヒ〜」と涙を流して喜んでくれた(?)が、それでも購入した半分が手元に残ってしまった。

今ボクはさばききれなかった4袋を何とかせねばならぬと毎日缶ビール1本に対して細々と1/4枚ずつ「基本うまいんやけども、カッラ〜ッ」と言いながら摂取し続けている。

Look before you leap !  (転ばぬ先の杖=行動を起こす前に先ず試しなさい!)
半世紀以上生きてやっとこの教訓を自分のものにすることができたと実感する昨今である。

(おそっ)

雑感雑記 #859 (7/24/08記)

「泰然自若」

人生たっぷし生きていると相当のことでも驚かない。
例えば車運転しながら電気カミソリをウイ〜ンって顔に当てている人を見ても「身だしなみを整えてはるんや。えらいなあ。」と思ってあげるほど度量は広いつもりだ。

んがっ!

この間信号待ちの時、隣の運転手がシェービングフォーム無しでいきなりT字型カミソリで無精髭を剃り始めたのを見た時はさすがにオラタマゲタダ。

窓を開けて剃ってるもんだから、ジョリジョリの音まででっかく聞こえてくる。
「わっ、痛そう!あんなんして、だいじょぶなん?乱暴すぎへん?」と人ごとながらアタフタし彼を凝視し続けた。

茫然自失で「あんぐり」となっているボクを尻目に信号が変わると彼は「スズキ・アングリ」並みのスピードで走り去っていった。

そしてボクのほっぺにはヒリヒリ感だけが残った。

7月25日(金曜日)

マンスリーで来てくれているギタリスト、わたなべゆうくんの登場。今朝もオリジナルを1曲と、7月の七夕にちなんだ曲で「星に願いを」と演奏してくれた。

9月には吹田メイ・シアターでソロライブも計画しているとのこと。お近くのみなさんはぜひ生で彼の温かい音に触れに行ってください。

その温かい音を何やら作っているらしい大切そうな「機械」があったので記念撮影の時こっそりと頂戴することに成功した。彼からグッズをもぎりとるのにまだ失敗したことはない。あはは。

そして番組終了30分前に明日神戸でMartin Guitarのライブイベントをする我が友、斎藤誠がやって来てくれた。なんとスタジオ・ライブで軽くアップに「天気雨」と朗々とバラッドで「今、僕を泣かせて」を小気味よく決めてくれた。

まこっちゃんの持っているギターが、もっそい欲しくなったので取りあえず巻き上げることにした。大成功したが、それでは明日のライブが出来ないので彼にはバックパック用のマーチンを持ってもらって事態を収拾することに成功した。

まこっちゃんも心なしかうれしそうな表情なのでボクまでうれしくなった。あはは。

雑感雑記 #860 (7/25/08記)

「Nickname」

ふと思った、山口さんのあだ名ってヤマチャン、グッサンなど色々ありそうだけど、やっぱグッチが一番多いのではと。

百貨店でGUCCIの店の前を通ったときに、ふとそう思った。

ん?

ひょっとするとGUCCIの創業者の名前は意外に山口さんかも?
今度Wikipediaで調べてみよ〜っと。

雑感雑記 #861 (7/28/08記)

「Long Weekend」

いったい何人ぐらいの人とふれあっただろう?

毎朝何十万人の人とふれあっていていまさら何?と思われるかもしれない。

が、このふれあいとは実際に顔を見てたとえ一言でも言葉を交わし握手をするという至極「物理的なふれあい」のことである。

FM802夏の一大イベント、Meet The World Beat、今年のボクはその丸一日のほとんどを802 Eco Bag の販売ヘルプおじさんをして過ごした。

ふれあったのはザックリ500人ぐらい?
みんな本当にステキな笑顔だった。


濃密な時間で満たされた長〜い週末が明け、いつもより気だるいはずの月曜日。
「ラジオの向うにはあの笑顔がある。」と考えるとそのけだるさが、心地いいけだるさに変化した。
7月27日(日曜日)

毎年若干でも雨の心配がついて回るFM802夏の一大イベント、Meet the World Beatが今年はドピーカンの晴天の中全13組のアーティストを集めて開催された。

それにしても暑かった!

馬場俊英くんのライブで「君の中の少年」を歌う時にFM802 DJがコーラス隊として参加した。おらもちょっぴり恥ずかしかったけど、やっぱ馬場くんの晴れ舞台だし、お天気もかなり晴れなので参加して一生懸命コーラスをさせてもらった。ボクがタオルを掲げたらたくさんの馬場ヘッズが一緒になってタオルして、もっそい一体感に包まれた。

酷暑の夏の1日も夕方には涼風がもみじ川芝生広場を吹き抜ける。

トリの藤井フミヤさんのステージの後、セッションまでのMCを今年はシャーリーとマーキーと3人でやらせてもらった。

まあ、しっかし、われわれの噛み合わないポニョポニョ・トークには「崖の上のポニョ」からも「ビックリシマシタ。」と翌日電報が届いたぐらいだった。

セッションは参加アーティストほぼ全員による「上を向いて歩こう」で会場がまたひとつに揺れた。

そして午後7時、夏の長い1日は終わりを告げた。

今年申し込んだのに外れちゃったみなさん、FM802が20周年を迎える来年はぜひ幸運をつかみ取ってくださいね。

雑感雑記 #862 (7/29/08記)

「ピカバババリ〜ンッ!!」

雷が落ちた。
ピカッと光るとほぼ同時に落ちた。
耳をつんざく音と、ものすごい地鳴りにからだが震えた。

「今日は短めにしようね。」とttと出かけた夕方の散歩、ボクたちのすぐそばに落ちた。
ピカッと光ってからバリバリの音まで0.5秒も経っていないはずで、理科に疎いボクでも半径100メートル以内に落ちたと確信できた。

長い人生を生きているがこれほどそばで落雷を経験したのは初めて。
髪が逆立つ恐怖感を覚えてttを見るとしっぽは丸めているものの足がすくんでいる様子もない。
これにも相当驚いたがもう同じ思いはしたくない。「走ろ、tt、怖いからはよ帰ろう。」と駆け足で戻った。

ただどんなに近くに落ちたとしても雷光を見るということは直撃ではないわけで、あれがもし直撃だったら光ったことすら知らずに逝ってしまうのかとひとごこちついてから考え直し自然の恐ろしさを改めて実感、胴震いをした。

直近に落ちる雷の地響き、あの感覚を忘れることはないだろうと思う。

雑感雑記 #863 (7/30/08記)

「ウメボシとボクと、時々、オカン」

番組終えて早めのお昼を食べ出したときにFM802スタッフの女の子が「お中元にもらったのでどうぞ。」と梅干しを一粒くれた。

まるまると酸っぱくてとてもおいしい梅を「スッパ〜ッ」と目を細めて食べていると30年以上前のボクが甦ってきた。

1975年5月、語学習熟を目指してカナダ・ヴァンクーバーでボクは一人暮らしを始めた。
そんなボクを心配して半年後おかんが陣中見舞いにやって来た。梅干しを携えてやって来た。
炊飯器とお米だけはあるものの、それまでは結局ほぼ毎日冷凍食品しか食べていなかったボクにはとんでもない「ご馳走なおかず」だった。

ご飯を炊いてお粥をおかんに作ってもらった。
「ハフハフ」と数杯おかわりをして梅干しを「うまいうまい」と7個貪り食った。そしてほどなく胸がむかついてきて猛烈に気持ちが悪くなって横になった。

一気に喰ったことを後悔しながらも心から「ああ、旨かった〜。」とひっくり返っているボクが、昨日のお昼は今のボクのすぐ横でゆらゆらと揺れていた。

雑感雑記 #864 (7/31/08記)

「奈落」

お受験Part 2として、6月に受けた2級漢字検定の結果が届いた。

ドキドキしながらペリペリハガキを開けてみると!
「合格まであと21点です。」と大きく書かれていた。

つまり「不合格」ってこと。
きっと受験者を傷つけてはいけないと考えだされたのであろうこの文章を眺めながら「漢字検定試験の結果なのだから漢字で分かりやすくズバリ不合格と書けばいいのに、なんか感じ悪〜っ」と韻を踏みながらスネてやった。

そして「グヤジ〜デス。」としばらくザブングルになり奈落に落ちた。

んが、ふと我に返った瞬間に思った。
「これではあかんけん!このままではいかんけん!」と。

だから10月に行われる平成20年度第2回漢字検定を受けることにした。
ま、覚えていればの話しだが・・・・

♪キンコンカンケ〜ン、カンケンキンコ〜ン♪  着席っ!