HIRO T'S DIARY
● 12月の日記 ●

12月1日(土曜日)

tt 通信

いつだって、なんだって、なにがあったっていつもボクに抱っこをしてもらいたいttは、とにかくボクにつきまとってくる。ちびっこのttはボクがお家に帰ってお洋服を着替えている間でもとにかくいつ抱っこしてくれるのかとそれだけを考えてボクを見上げている。一度真上からそんなttを撮ったらどうなるだろうと思ってこの写真を撮ってみた。

お洋服の着替え中でパンツ一枚の状態でもこの目を見てしまうとボクは「ハイ、おいで。」と必ず言ってしまう。そのうち風邪をひいてしまうだろう。まっ、よかよか。

雑感雑記 #691 (12/03/07記)

「師走」

毎年変わらず師走は誰にとってもせわしなく慌ただしいもの。
ボクも例外ではなく、既に11月末からスケジュールに追いかけられっぱなしだ。

体力的にも限界が近づいてきたとき、ボクの最善の対処法は「何もしない休日」を過ごすこと。

だから昨日はほんとに何もしなかった。
いつもの休日なら朝と夕方どちらも担当する tt のお散歩も勘弁してもらった。
パジャマでぼんやり過ごしながら、眠気を感じたらお昼寝をしホントに一歩も家を出なかった。

おかげで、12月平日初日の今日は英気満載で向かうところ敵なしの状態になれた。
おかげで、体重はたった1日で2kgs増えこれは一重に喰っちゃ寝喰っちゃ寝の祟り。

今後同じような事態に陥って「元気」と「体重」のどちらを取ると問われ、ボクが躊躇なく答えるのはさてどちら?
「健康管理」と「体力維持」、両天秤のバランスを崩さぬように取りながら諸兄も見事師走を駆け抜けられんことを。

雑感雑記 #692 (12/04/07記)

「Warning !」

本格的な冬が近づき、ボクの朝のリビングでのフルーツレースに林檎くんが満を持して参戦してきた。
「葡萄」「梨」のシーズンを経て今現在の登録選手は「柿」「蜜柑」「林檎」と強豪が出揃った形になる。

過熱気味の冬のフルーツレースの行方も気になるところ。
そろそろ「柿」がシーズンオフに入り、「まっ、これからは蜜柑と林檎の一騎打ちってところだろうけど、やっぱ今シーズンは蜜柑に軍配かな?」とあごを撫でていたら電話が鳴った。

ボクの主治医的役割をしてくれている友人の医者からで、いきなり「ヒロさん、早生ミカン甘くてうまいでしょ?」と藪からスティックに言うのでちょっとビックリした。

が、少し考えると彼はボクの雑記の愛読者で少し前にボクが書いたネット・ショッピングで取り寄せてとっても甘露だった早生蜜柑のことを言ってるのだなと納得。

「ヒロさん、みかんは甘くておいしいからきっとムシャムシャ何個も一時に食べてるんでしょ?」と畳み掛けてきたので「もちろんやんけ、アホ!」と言ってやった。するとどうだい、「アホはあんたです!」と返してくるではないか!

ややひるみながら聞いた話によると、みかんの「糖度」ってヤツはバカにならないほど高いものだそうで団体で摂取すると一気に中性脂肪値が跳ね上がるものらしい。一方的に脅されるのも業腹なので「ほな、林檎くんはどうやねん、林檎くんは!」と切り返したら「林檎はよろし!」とまるで全国林檎組合(通称:ゼンリンソ)の回し者のような答えが返ってきた。

つまり結局なんだってそうなんだろうが、「ほどほど」を持ってよしとするということ。
だからこいからはおいちゃんはどっちが一番なんてこた考えずに適材適所感覚でこの冬を過ごすことにしたので、諸君もそうしたまえ。

雑感雑記 #693 (12/05/07記)

「朗報」

国民的大晦日番組NHK紅白歌合戦に馬場俊英くんが初出場を決めたというニュースが飛び込んできた翌朝。

凛と晴れ渡った冬の空にくっきりと三日月が浮かび、その斜め下のダイヤを思わせる金星との間におとめ座の1等星スピカもほのかな明るさで1直線に並び息を呑む美しさであった。

ダウンジャケットを引っ張り出してモコモコになっていても縮み上がる寒さの朝だったが、馬場くんニュースのおかげで心はホッコリ温かい朝でもあった。

それにしても、えらいことになってしまった。
えらいこっちゃ、えらいこっちゃの師走でごわす。

12月5日(水曜日)

ギタリスト・わたなべゆうくんがやって来た。彼の通算3枚目、メジャー流通としては初のアルバム「レイアロハ」が今日リリースされるので来てくれたというわけ。当然スタジオ・ライブもやってもらった。いつもと変わらぬ優しく柔らかい音がオンエアされた。彼のこのアルバムも絶対にお勧め!あなたのCDライブラリーにぜひ一枚。メジャー流通なのでどこのCDショップでも入手可能だけど、平日夜梅田歩道橋あたりを通られることがあればそこで多分ストリート・ライブをしているであろう、ゆうくんから直接購入も可能です。ぜひぜひ!

これからは毎月やって来てスタジオライブをやってくれることも決定し、帰る前の記念撮影になった。とても大事なギターは手放しそうになかったので、なかなかいい感じの彼のギター・ハードケースをこっそりと頂くことにした。どうやらパクッたことに気づかれずに済んだようだ。次回は1月23日水曜日にスタジオ生ライブをしてくれる予定なのだが、どうやってギターを持ってくるのだろう?んまっ、いいか。

雑感雑記 #694 (12/06/07記)

「私的表現」

「スケジュールが俺を追い抜いてまいよった!」

思わず口をついて出たこの言葉、表現としてはまったくの誤り。
しかし、今のボクの状況からみて正鵠を射た表現だと思わずの失笑。

時間に追われるのは大っ嫌い。だから常に時間の前を走り続けるスタンス。
そのボクの余裕含みのスケジュールが消化できずに黄信号が点ったときに出た言葉が冒頭のそれ。

でもその後、鼻の頭に「熱の華」を咲かせた甲斐もあり明日くらいには追い抜きやがったスケジュールとどうやら握手もできそうなところまでやってきた。

来週月曜日からはスペシャルウイークがいよいよスタートする。

雑感雑記 #695 (12/07/07記)

「開拓おかき」

KANちゃんが北海道みやげで持ってきてくれたおかきがやばい。
「昆布しょう油味」「秋鮭味」そして「帆立味」と三色それぞれ爆うまい。
KANちゃんにKANチャしながら、毎晩ビールがうまくてヘベレケっている。

ただこのおかき、非常に粘度の高いもち米で作られているため奥歯の凹んだところにタップシはまり込む。

爪楊枝でホジホジしながら、きっと全国に散る「開拓おかき」愛好家たちも同じことをしてんだろうなあと考えた瞬間、秋葉系に対抗して「奥歯系」を組織してみるのもありかもと思い早速全国奥歯協議会(通称:全奥協)を立ち上げようかと思ったが苦労してそんなことしてもそれがどうにかなりそうなものでもないので、せっかくのアイデアだったけどそのままそっとボクの胸の奥に仕舞い込んでおくことにした。

ん?雑記に書いてるじゃないか!って?
当方自転車操業故傍若無人天下御免。

雑感雑記 #696 (12/10/07記)

「密度」

骨も密度が低くなると骨粗鬆症になる。
人生と密度の関係もこれに似通ってるんじゃないかと常々思っている。

例えば「待ち合わせ」

携帯電話が日常生活に登場してきてからは、事前打ち合わせの密度が極端に薄くなった。

それまでは、会えなければ大変なので打ち合わせは微に入り細にわたり緊迫感さえ漂っていた。
そして待ち合わせ当日相手を人混みの中に発見したとき、人は喜びで心拍数が跳ね上がったものだ。

今はそんな喜びすらない。
お互い人混みの中で携帯を耳に押し当て相手を探し出し無機質な笑顔を交わすのみ。

人生の密度、あの頃と今の差がこんな些細なところにも見てとれる。

便利は人を「軽佻浮薄」に変貌させる。
便利の追随をそろそろどこかで放棄しなければ。

そして忘れないでおこう、不便の中にこそ心の豊かさが存在していたことを。

雑感雑記 #697 (12/11/07記)

「Accuracy」

待ち合わせや電車に遅れない為に腕時計が正確であることは必須。
日本で一番正確な時計のある場所で仕事しているのでボクの腕時計はものすっごく正確である。
毎日番組をしながら毎日合わせているので、毎日ほんと勘弁してくださいよってくらい正確である。

腕時計が正確であることは大切であるが、固定時計の場合はどうだろう?

誰の家にもある掛け時計は腕時計ほど正確だろうか?
我が家の場合、それでもリビングの時計は誤差1分くらいなのでこの子はまあ優秀な方だ。
ただ、お風呂の脱衣所にかかっている掛け時計はずいぶん以前から10分近く進んでいる。

ちゃんと知っているのだがそれでも毎朝お風呂から出てきてからだを拭きながらチラッと見て、見るたびに「アリャ〜、遅刻する〜。」と心臓がバコバコしてしまう。

でもその直後に「あっ、そうか。この子は進んでるんだ。」とホッとし「コイツ〜ッ!」っとおでこを突っついてやろうかと思うのだが、どこがおでこか判らないので突きだした指をモジモジと下げたりしている。

家中の全ての時計が判で押したようにピタ〜〜ッと正確だったら息が詰まるんじゃないかとも思う。
どこかにひとつやふたつ「お前、時計のくせにそれでええんか!」と詰問したくなるような子が混ざっていてこそ生活の密度が味わい深いものになっているような気がしてならない。

雑感雑記 #698 (12/12/07記)

「目標」

tt との毎夕のお散歩では大体3km歩いている。
分速約100mなので30分でワンラウンド完了だ。

相当の早足だが、まだ効果的な有酸素運動にはほど遠い気が。
そこでランニング、ジョギングは無理としてもせめて「駆け足」くらいしてみようかと。

3km全部は無理なので先ず1周728mの池を駆け足ってみることにした。
最初はやはりすぐにハアハアしてしまって、1/3走って1/3歩いて1/3また走る感じだった。

んが、池の外周は丸いので目標を「あそこの見えなくなるところまで」って決めて走り、そこにたどり着いたらまたもうちょっと先の「あそこまで」って感じで伸ばしていったらすぐに728mを完走(駆け足)出来るようになった。

うれしかった。tt も横でハーハーとうれしそう。

でもそうなるとちょっぴりの欲も出てくるわけで。
池まで家から約1km強の道に500mくらいの直線道路があるのでそこも「駆け足」って見ることにした。
しんどいんだけど、これも出来るようになったらもううれしくってしょうがない、池からの帰りも走り出して今はつまり休み休みだけどトータル2km弱は走られるようになった。(ドタドタだけんどね。)

遠大な目標ではなく小さなそれを積み重ねていくと意外にいい結果がやって来ることを改めて実感した次第。
ま、無理のない程度にこれからもコツコツと。

雑感雑記 #699 (12/13/07記)

「怠慢禍」

以前ボクは液晶画面タッチパネル操作の達人だと書いた。
その通りボクは正真正銘、タッチパネル界の大物である。

普段は銀行のATMに甘んじているボクだが機会があり某ソンでコンサートチケット発券ということになった。
ウヒャヒャな気持ちで、某ソンに入りエクスタシーに打ち震えながら「コンサート」アイコンにピピッと触れた。

するとどうだ、画面には「操作ができません。お店の方をお呼びください。」と出るではないか!
その下に「お店の方へ。カラーインクカートリッジをお取り替えください。」との指示も出ていた。

さっそく呼んだバイトとおぼしきおばちゃんは「っとに!交換は面倒くせ えんだよ。どっかほかに行ってやれよ、どこにだってあんだからさ、某ソンは。」って書いた顔に薄ら嗤いを浮かべながら「ちょっと時間かかりますけど、いいっすか?」と聞くじゃないか。

おめおめ引き下がるのも業腹なので「どれくらいかかりますか?」と聞いたら「さあ、ちょっとわかりませんね。」と返しゃ〜がった。

「てめっ、このぉ!すぐやりゃいいんだよ、すぐっ!」とその脳天にグラウベ・フェイトーザも真っ青になっちゃうほどに研ぎ澄ませたブラジリアンハイキックを一発見舞おうかと思ったが、足がそこまであがらないことに気づきおばちゃんに判らないように挙げかけた足をそっと降ろし「今日のとこはこれくらいにしといたら!」と心の中だけで毒づいてその店を後にした。

秘伝電光石火「ピッピ・ピピピ」の操作が完結できず、不完全燃焼な午後だった。

雑感雑記 #700 (12/14/07記)

「極上品」

創業90周年記念で造られたという超限定ものの芋焼酎を頂いた。
心の中では「んなこと言ったって焼酎は焼酎じゃろうが・・」と呟きながら、もらった夜にさっそく晩酌。

いつもの比率でロックに近い水割りを造り一口呑んだ瞬間やって来た。ガツンとやって来た。
アンディー・フグの踵落とし、レイセホーのブーメラン・フック、レミー・ボンヤスキーのフライング・ニー、そしてマイティ・モーのサモアン・フックが同時にやって来た感じと言えば判ってもらえるだろうか。

ん?余計わかんにくいって?・・・まあまあ。

「やられた!」と思い、焼酎の奥の深さを実感し、あまりの衝撃にその夜はもう2杯呑んでしまった。

翌朝恐る恐る目を覚ましたが、二日酔いの気配すら残さず目覚めは超爽やかであった。
「いや〜、まいったまいった。」と言いながら900ml入った頂き物を数日で空にしちまった。


二度と手に入らぬという幻の限定物、柑橘系の華やかな香りと共に瞬時に消え去ったことになる。

嗚呼。

雑感雑記 #701 (12/17/07記)

「第62回甲子園ボウル」

12月16日長居陸上競技場で行なわれたアメリカン・フットボール東西学生王座決定戦を見に行った。
18年ぶりに甲子園ボウルに戻ってきた日本大学フェニックスを迎え撃つのは、学生日本一から6年遠ざかっている関西学院大学ファイターズ。

名門校同士の一戦は抜きつ抜かれつ正にアメフトの醍醐味を味あわせてくれた。

第4クオーター残り4分8秒からファイターズ、34−38、4点のリードの追撃を開始。
結局残り3秒の劇的なタッチダウンで41−38と逆転し、学生日本一の勝利を手中にした。

アメフトは時計を止めながら進めば、1分もあればタッチダウンを奪うことも不可能ではないスポーツ。
リメイン4分8秒からの関学の攻撃はそのあたりも考え、うまく時間を消化しながらのシリーズであった。
結果残り3秒までもつれこんだものの、一度も攻撃権を日大に与えずに時間を使い切った関学の時間コントロール力には脱帽であった。


私見で綴った雑記になってしまった。
ま、しかし、これも記録しておかねばならないほど素晴らしい戦いであったということで。

雑感雑記 #702 (12/18/07記)

「恐縮な話」

ファッションも多様化し、ボタンやファスナーなどが「えっ、こんなとこまで!」と思うようなところについていたりする。

過日FM802トイレで隣り合わせた若者がボクより早く朝顔の前にいたのにボクが小用を終えてもまだ朝顔前でガチャガチャやっていた。

「オシャレとは時間がかかるものよのう、フォッフォッフォ。」と心で呟きながら優越感いっぱいでトイレを後にした。

過日FM802トイレの朝顔前でそうオシャレでない若者が小用を足していた。遅れてスタートしたボクが全て終了しても、彼はまだ朝顔前にて小用中。

「若いのに時間がかかるのも辛かろうのう、フォッフォッフォ。」とこちらはなぜか勝ち誇った優越感でトイレを後にした。

尾籠な話恐縮至極、而してこれも男の世界その全て森羅万象に勝ち負けがついてまわるという証し。

(かなあ、こゆのも?)

雑感雑記 #703 (12/19/07記)

「歴史」

人に歴史あるように人の下着にも歴史がある。
ボクの個人的下着史にも、必然的変遷がある。

ふんどしからやろ?って。
おいこら!なんてことを!おいちゃん、怒っちゃうよ。

幼少期から少年期にかけてお世話になったのは白のブリーフであった。
グンゼでスタートしBVDでボクのブリーフ期が終わったような気がする。

その後青年期からずっと長い間おじさん期のついこの間までトランクスであった。
カラフルなトランクスくんたちは、長年ボクのジーンズの中を彩り続け今も健在だ。

ところがここに最近ボクサーパンツが加わろうとしている。
愚息がそれをはき家中をウロウロする姿を見て羨ましく思いラインアップに加えることにしたからだ。

だから現在は「お試し期間中」。
ブリーフよりややタイトなフィット感でトランクスのルーズ感とは一線を画していてなかなかのものだ。

ブリーフからトランクスに変化したように、近いうちにボクサーブリーフへの世代交代が起こるのであろうか?

もしトランクス期からボクサーブリーフ期への移行が完了したら「ボクさぁ、ボクサーパンツなんだよな。」ってゆうことだけは決めているんだが、どうだろう?

いや、唐突にどうだろう?って言われてもねえ。
アハハ。

雑感雑記 #704 (12/20/07記)

「やっとこ」

遅ればせにやってきた冬がいよいよ本格的に稼動しはじめた。

冬といえばやはり雪。
一向に届かぬスキー場オープンの便りにイライラしていたスキーヤー・ボーダーもたくさんいたことだろう。

そんな中、まだ関西では「不可」(X)マークがついているスキー場が多いというものの遂に昨日から夕刊に冬恒例「スキー場だより」の掲載が始まった。

昨夜それを発見したとき、ボクは思わず「おっし!」と口走った。

その瞬間「いったい何がおっし!なのだろう?」とは思ったが、「どんだけ〜〜」よりはましだろうと空咳をひとつして新聞を畳んだ。

やっとこの冬が、すぐそこに。

12月20日(木曜日)

5年10ヶ月ぶりにマーカス・ミラーが彼のバンドメンバーの一部と楽器をたずさえてやって来てくれた。一応紹介すると一番奥がサックスのキース、その前のモジャモジャくんはキーボードのボビー、そしてセンターの笑顔のステキなお姉さまは昔ジャネイという大ヒット連発2人ユニットにいたジーン・ベイラー。ボクの横はもちろん御大マーカス・ミラーである。

昨日から明日までビルボードライブ大阪で出演中なんだけど、「みんな来てね!」も兼ねてやって来てくれたというわけだ。

スタジオライブは最新アルバムからBlastとFreeをやってくれたのだが、ま、しっかし、えげつなくよかった。おしっこちびりそうだった。

帰り際の記念撮影をしながら、マーカスのベースがあまりにもいい音だったのでこっそり取っちゃおうかとがんばってみたがほんまにイヤそうな顔をしたので、さすがのジャイアンTも可哀想になり今回は勘弁してあげることにした。マーカス、喜んだ。あはは。

雑感雑記 #705 (12/21/07記)

「ことわざ」

先達の知恵は計り知れず深い。

よく使う諺に「弘法筆を択ばず」がある。
これは本当の名人は道具のよしあしにかかわらず立派な仕事をすることのたとえ。
いちいち言われなくても判ってるよ、と反応してしまいがちな簡素な諺なのだが、時々心から「言いえて妙」と膝を叩くことがある。

昨日ボクの番組にベーシスト・プロデューサーのマーカス・ミラーがバンドメンバーと来てくれてスタジオ・ライブを2曲もやってくれた。

ご存知かどうかボクは自分の番組ではミキサー卓前に座ってミキサーを操作しながらオンエアしている。
昨日のスタジオライブはマーカスのベースに加えてキーボード、サックス、そしてもちろんヴォーカルとたくさんの音をミックスしなくてはいけなかった。もうベテランの域にはいるがボクはミキシングのプロではない。そんなボクが操作するミックスの上でも彼らのつむぎ出してくれた音は「絶品」だった。

ミキサーボードを操作しながら至玉の音に包まれて、ボクは「弘法筆を択ばず」とは正にこれのことなんだなと実感した。

そしてその瞬間膝をたたいていたのにはビックリした。

弘法筆を択ばぬ人を目指そう。やっぱかっこいいもんね。

雑感雑記 #706 (12/24/07記)

「主人公」

週末、馬場俊英くんのライブへ。

すべての人にそれぞれのドラマがある。
そしてすべての人がそのドラマの主人公。
ステージから彼が届けるメッセージは極めてシンプル。

しかし、そのメッセージは会場を埋め尽くしたすべての人の心に柔らかく届く。
必ずしも順風満帆なばかりではない人生を歩いてきた男だからこそ、それは人の心の中にまで確実に伝わるのだろう。

ライブ1曲目から声量豊かにバンドの音に絡みつく馬場くんの歌声は自信に満ち溢れ、絶品のライブであった。
苦労はそこから逃げることをしなかった人には計り知れない幅・厚みを与えてくれることを実感した夜でもあった。

雑感雑記 #707 (12/25/07記)

「Surprise」

番組では硬軟取り混ぜさまざまなネタを紹介している。

先日農林水産省が全国の「農山漁村の郷土料理百選」を発表した。
百選とはなっているが各自が思い入れのある1品を選んで欲しいと99品の選定にとどめるあたりお役所にしては憎い心配り。

珍しい郷土料理の中で紹介したのが熊本県の「いきなり団子」。
「何、これ、どゆこと?え?唐突にいきなりって言われてもねえ。」珍しい名前なのでかなりツッコミ気味に紹介した。

数日後、ボクの元にリスナーさんから「いきなり団子」が届いた、それもいきなり。
お芋さんの上にあんこがちょっぴり乗っかっていてそれを薄皮が包んでいるお菓子で、早速、いやいきなり賞味した。 一口かぶりついたらいきなり素朴な味が口いっぱいに広がり、さすがいきなり団子だと感心した。

こんなことを書いたからといって暗に何かを強要するようなこと、例えば「魔王」ってどんな王なのだ?とか「森伊蔵」とはどこの誰なのだ?とか言い出さないので何卒ご放心を。

雑感雑記 #708 (12/26/07記)

「銀河」

2008年3月のJRダイヤ改正で夜行寝台急行「銀河」が姿を消すことになったらしい。
1949年東京ー神戸間に登場してから60年近くもの間東海道の夜を走り続けるという歴史を持つ列車だが、速さの新幹線、安さの飛行機、そして格安の高速バスにその居場所を追われたということであろう。

そんな長い歴史と比べると「自分史」なんて薄っぺらなものだが、そんなボクでもこの「銀河」には特別の思い入れがある。

FM802が1989年に開局した後も、3年ばかり大阪・東京を週に2度往復する生活を続けていた。
その最後の1年ほどは東京で一晩過ごす時間がもったいないくらい忙しくなり週に一度は「銀河」を利用した。
確か東京を午後11時過ぎに発車して、大阪には翌朝午前8時くらいに到着するダイヤだったと記憶している。

180cm強のボクが寝ると頭と足が微妙につっかえる寝台、枕元のほとんど何も入らないくらい小さい小物入れの網袋と本も読めないほど薄ぼんやりと光る豆球、深夜に時間調整のためかどこかの駅に長い時間停車し蒸気なのだろうか列車から時々プシュ〜ッと響いてくる乾いた音、一晩かけて到着した大阪駅で寝不足の澱んだ目に飛び込んでくる出勤途中の人たちがはつらつと行き交う姿、もう十数年前にもなる出来事なのにそのすべてが鮮明に蘇ってくる。

同じ顔ぶれの客が毎週意外に多いのにも気づいて、それぞれの生活の背景を想像したのも楽しい想い出だ。

昭和の匂いがたっぷり詰った風物詩がまたひとつ消えていく。
が、ボクはそれをたっぷりと実体験できたことを、おつかれさまの気持ちと共に誇りに思う。

雑感雑記 #709 (12/27/07記)

「鍵」

前夜の豚しゃぶ鍋で大量に摂取した温野菜が甚大な影響を与えたのだろう。

早朝事務所に向かう車の中で強烈な差し込みがやってきた。
一刻も早く脱糞せねばならない。呼吸を止めワーワー車の中で叫びながら事務所に到着。
自室の鍵を開けるのももどかしく部屋に入るや否やすべての所持品投げ捨て、ジーンズ脱ぎ捨て便器に突進、間一髪で危機回避に成功。

「ア”〜〜、ギモジカ”ッタ〜〜!」

これ以上のしゃ〜せがこの世には絶対に存在しないと改めて確信しトイレから出た。
そして悠揚と朝のチョッピリ仕事をしようとしたときに気づいた、鍵が無くなっていることに。

「ん?んなアホな!」と軽く身の回りや投げ捨てた所持品周りを確かめてみたがない。
それから遅刻直前の時間まで這いずり回るようにオフィスの中をくまなく調べ上げたがやはりない。

忽然と消え去った鍵に「神隠し」の不気味さを感じながら802へ。
申し訳ないがあまりの気味悪さに心ここにあらずの状態でのオンエアになってしまった。

結論から書いておくと、結局はオフィス内の完璧な死角のコーナーに落ちていただけだったのだが。
発見したときの開放感はまた尋常ではなく、温野菜効果脱糞の開放感より素晴らしい浮遊感・恍惚感すら味わった。
どん底から最高の開放感までのアップダウン、今まで経験したことのない奈落の気分を味わった朝の数時間だった。

しかし、こんな目にあってもこれからも積極的に温野菜の摂取は続ける。
だってやっぱ「キモチカッタ〜」って大声でゆうしゃ〜せを感じ続けたいから。

雑感雑記 #710 (12/28/07記)

「よくあるはなし」

ふと気づくと、右のスニーカーの靴紐がほどけている。
「アンッ、ッモ〜ッ!」と軽く舌打ちをして、結びなおす。

しばらくして視界の端っこにだらしなくほどけている靴紐がまた見えた。
「固結びすんど、っとに、ったく!」と毒づきながらオラッと結びなおした。

またちょっとして足元からパサパサと微かな靴紐の音が聞こえてきた。
図に乗っているようなので放っておいたら引っかかってこけそうになった。

靴紐ごときにおちょくられ、悔しくて涙しながらも「どして?」と不可解だった。

雑感雑記 #711 (12/31/07記)

「大晦日」

「これが大都会?」
未明、車が消え去った大通りを眺めながら思った。
蜘蛛の子を散らすように人も消え街は閑散としている。

街はすっかりがらんどう、ボクの気持ちはギャランドゥ。(ん?)

ま、とにかく不思議なもので街全体が正月を待ちわびる空気に満ち溢れている。
いつも通りの「今日」から「明日」への変化でしかないはずなのに「お正月」はボクたち日本人にとって特別な区切りの証しなのだろう。

2008年、ボクたちの前途に何が待ち受けているのか?
1月10日までの期間限定メガたまごをうまいうまいとパクつきながら思った。

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