HIRO T'S DIARY
● 7月の日記 ●

7月1日(日曜日)

tt通信

梅雨もまだまだ続きそうな初夏です。今月はカジュアルにttとご挨拶です。

少し前にちょっと短めにカットした髪の毛もやや伸びてきてお散歩に行くのは本当はすっごく暑いはずなのにそれでもやっぱりttはお散歩大好きです。この日もお散歩をエサにちょっとおびき出して記念撮影をしました。非常階段の上に座っているのですが、どうやら高所恐怖症のttはこの姿勢に落ち着かせるのが大変でした。でもまあ、早く撮影を済ませればお散歩に行けると理解しているようでバッチリと収まってくれました。どう、やっぱとっても仲良さそうっしょ?

雑感雑記 #581 (7/02/07記)

「right」

労働を供与すればその対価として報酬を手に入れる。
完全雇用形態の下での労働ならこれ以外に福利厚生面で、さまざまの保障を手に入れる。

一番わかり易いものに「有給休暇」があり、これは一定の基準を満たして労働していれば手に入る労働者としての当然の権利。

離職が決まった人たちが立場上はまだ在職しているものの、その権利行使のために未消化の有給休暇をとることがよくある。保障されている権利なので後ろめたさを感じる必要は微塵もない。

ボクに非常に近いところで働いていた仲間が6月末で退職。
いつもコツコツと仕事を丁寧にこなしていた彼女の姿をボクは忘れることはできない。

そしてそう言えばと思い当たった、彼女には未消化の有給休暇が満タンで残っていただろうことを。

彼女は未消化の有給休暇を消化することなく現場を去ったのだ。
そしてボクはそんな彼女に「仕事人」としてのスピリットを感じた。

「何を甘ちゃんなこと言うてるんや。」と詰られることを百も承知で、ボクは心の片隅で彼女にそっと脱帽した。

雑感雑記 #582 (7/03/07記)

「金壺眼禍」

午後5時、6時という夕刻、ほぼ毎日ttを連れて緑の中をお散歩している。

4月だったか5月だったか、お散歩の時に蚊柱の中に走りこみ目の中に羽虫が飛び込んできて気持ち悪かったことは以前にも書いた。

で、最近なのだが羽虫が目に飛び込んだ実感がないにも拘らずお散歩に行くたびに目がゴロゴロと気持ち悪くなる。羽虫が目に飛び込む実感は全くなく、ただその原型ともいえる「プランクトン」のようなものが空中を浮遊していてそれが大量に目玉に張り付いてくるんじゃなかろうかと、アイボンをしながらボカァ判断し結論づけたんじゃが・・・・・

ファーブルもマッツアオになっちゃうと評判の虫フェチさんたち、いかがなもんじゃろ?

雑感雑記 #583 (7/04/07記)

「極彩色」

基本的に「素にして簡」なものが好きだ。
英語でいうsimple & plainな感じのもの。

例えば靴なども革靴を強いられる仕事ではないのでカジュアルシューズがもっぱら。

一番よく履くのがスニーカー。
ここんとこ買っていなかったのでどれどれとショッピングに出かけた。

そうすっと、たまげた。

値段とかそゆ生臭いものにではなく、たくさんある色にたまげたってこと。
単色ではなく1足のスニーカーにいろんな色が調合されていてディスプレイされているスニーカーはすべて極彩色。

カラフル過ぎる故に実は「没個性」になってしまっていることにすら気づかず全てのスニーカーがディスプレイからそれぞれ強烈に自己主張し、媚を売り続けている。

運動靴・ズックは「白」もしくは「単色」と決め生きてきたボクはゼ〜ゼ〜し、目はチカチカ、挙句涙目になった。

足が棒になり入った最後の店で、「素直」に白いスニーカーを見つけたときボクは安堵感に膝から崩れ落ちエヘラエヘラトワラテシモタ。

雑感雑記 #584 (7/05/07記)

「Breath taking scenery」

大好きな我が街、大阪。
初夏から晩秋まで毎朝早朝、飛びっきりの風景を楽しんでいる。

自宅から事務所まで谷町筋をひたすら北上してきて大川にかかる天満橋の上にかかるバイパスを通るとき目に飛び込んでくる風景が絶品なのである。

西に向かって中之島のバラ園から緑に囲まれた中央公会堂を見通し、その向こうにそびえ建つ大阪の摩天楼たちが黄金色の朝日にキラキラと輝いているさまはあまりの美しさにため息すらつけない。

いつまでも眺め続けたいという気持ちを押さえ込みながら車を進ませるのだが、でもそのほんの数秒の景色のおかげで毎朝爽やかに番組をスタートできていると感謝している。

ものすごいローカルネタなのでこの美しさを体験できる人はかなり限られるのは承知しているがそれでも敢えて認めることにした。

大阪人は機会があれば街がまだ目覚める前の早朝にぜひ。

7月5日(木曜日)

Superflyの2人、ShihoとTaboくんが初めて番組に登場。来月リリースの2枚目のシングル「マニフェスト」のプロモの為なんだけど、とにかく今までもNew Breezeとかからワイワイやってるのでオンエアもめっちゃフレンドリーに進行しましたわ。

スタジオライブのアコースティックバージョンの「ハローハロー」はシンプルに素敵でリスナーのみなさんからもかなりいい反響がやってきた。

帰る前にロックには必須の「アルペジオ」を聴かせてあげたら、あまりにも「禁じられた遊び」だったようでお気に召さなかったようだ。あらら。

雑感雑記 #585 (7/06/07記)

「かぶれ症」

さて帰り道の新幹線、自慢のノートパソコンを周りの人たちにこれ見よがしに立ち上げたものの、猛烈な睡魔に襲われスイマセンも言えずに爆睡。

分かり易く言えば通勤途中に読めない英字新聞を広げてただひたすら「フンフン」と頷いているだけの、実はイボヂでそっと悩んでいそうなおじさんと全く同じ状態になったつぅこと。

ウラウラと涎を垂らしながら惰眠を貪っていたら、アイルを隔てた席にいる幼児が「キエ〜」と奇声を発した。2つだか3つだかとにかく少女以前のヒネコビタ団子っ鼻の餓鬼に急速に現実世界に引きずり戻されたボクはギリギリ歯軋りしながら覚め切らぬ澱んだ頭脳で思考した。

「ま、子供は泣き喚くのが商売なんだから。」と怒りを静めようとする自分がまず登場。
しかしすぐそれに覆いかぶさるように現れたのが最近読んでいるリリー・フランキーに完璧に毒されたボクで、「クソ餓鬼のひとりも静かにさせらんねえような親なんてどうせ頭ん中は味噌カツの味噌程度の脳みそしか持ってねえって!アイル越しでいいからアイル・キル・ユーって叫んじゃいな、ついでに自慢のマグナムもぶっ放しちゃいなよ!」とそそのかし始めた。

過激なアジテーションを続けようとするほんの少し前までは穏健中道保守路線だった我が脳みそを覗き込みながら、リリー・フランキー・ウイルスのえげつない伝播力・侵食力に脱帽しパソコンを閉じた。

繊細でありながら平然と無理無体をぶち上げるパワー、そして誤ることのない個としての価値観。
無いものねだりで欲しくなりボクは新幹線の中で「キエ〜」と奇声を発しアイルを隔てた幼児を連れたファミリーにメンチを切られ頭を掻いた。

7月6日(金曜日)

来ちゃったよ、我が友Fried Prideの2人が。昨日から明日までの3日間ブルーノートでのライブ。もうほとんど満員状態なんだけど、みなさまもよろしければいらっしゃってっつうお誘いも兼ねていつものように絶品のスタジオライブで Close to you をやってくれた。もっ!最高!

リーダー横ちゃんは新しいギターを自慢したが、クラシックギターに関して興味ぼちぼちのボクの反応は「あっ、そっ」だった。ちょっと横ちゃんさびしそうだった。帰る前に自慢のラミレス2号の棹反りをチェックしてみたらものすごく真っ直ぐだった。さすがラミレスだったと、このあたりめっちゃギター屋さんの目線なのでボクんこと無視してください。

雑感雑記 #586 (7/09/07記)

「七人の侍」

金曜夜ライブを3本はしご。
街にはさまざまな風景が瞬いていた。

ミナミからキタへ四ツ橋筋を走るタクシーの中から見かけた午後10時の「人生」。

道に面してコンビニがありここは普通のコンビニより軒下がやや広く、だからかどうかプラスティックのテーブルと椅子を置いてありちょっとした「オープンカフェ」の風情。

そこに腰掛けていたのは背広姿の中年のおじさん7人のグループ。
くたびれた雰囲気満開だが、年恰好から会社ではきっと中間管理職以上の役職と見た。
彼らはプラスティックのテーブルの上にその店で買ったおつまみを広げ、またその店で買った缶ビールを並べて宴の真っ最中。

信号待ちの間、その風景をじっと眺めながらボクはなにやらとても悲しかった。
それは大学生などの若者だったらきっと感じなかったであろう重苦しい悲しさだった。

信号が変わりタクシーがおじさんたちを置き去りにしてもその残像が頭の中をグルグル回り続けた。

雑感雑記 #587 (7/10/07記)

「plastic format」

夏バーゲン終盤戦、百貨店に。

一流ブランド路面店ならまだしも4畳半くらいのお店で買い物をしても満面の笑みと共に「お出口までお持ちします。」などと言われ、「んっと、3歩で出てしまうんだけど・・」と対応に窮してしまったり、「こちらのほう、よろしければどうぞご試着を。」などのいわゆる売り子定番トークに「どちらのほうやねん!」と心の中で毒づいたりと疲れ果てた。

そして一日の終わりに「柳原可奈子」が今猛烈に来ている理由が分かったような気がした。

7月10日(火曜日)

コツコツと作り上げ4月にリリースしたアルバム「Birth」のプロモーションで全国をひとりプロモーションして歩いている矢野真紀ちゃんが2年ぶりにやって来てくれた。

ひとりぽっちであちらこちら、ボクは結構大好きなんだが、真紀ちゃんにとっては心臓バコバコもんだろうと思う。それでも丁寧に仕上げたアルバムをそうやってドキドキしながらでも丁寧にあちらこちらに行ってお披露目している姿勢はきっと報われるだろうと感じました。がんばってね。

こちらちょっと反り返った記念写真。真紀日記にはちょっと猫背な記念写真あります。( yanomaki.com)

雑感雑記 #588 (7/11/09記)

「黙考しばし。」

朝を突っ走りながらふと考えた。

一日のスタート、時間は誰の周りでも慌しくダンスする。

家族でも、友人でも、同僚でもとにかく朝一番に誰かと会ったとき「な、こんなん知ってるか?」と軽く会話をスタートできる材料・素材はきっといくつあっても邪魔にならない。

そんなとれとれピッチピッチの朝の素材をもっと番組内に散りばめていくことにした。
もちろん今までも十分と自負しているがその新鮮素材をさらに「増量」することにしたってこと。

栄養不良の朝を過ごし続けている友人・知人・一族郎党にぜひおいらの番組を紹介されたし。
そしてあ〜たも、もちろん「朝のJuice」をたっぷりと、よりたくさん吸収してくださればありがたく。

雑感雑記 #589 (7/12/07記)

「うのめたかのめ」

日本全国津々浦々の男子トイレに和紙に包んだ1万円札がそっと置かれ続けもう400枚にもなるそうな。

脈絡のない置き方だということなので、英語的には could be your place, could be my place とも言えるのだ、これは。

話題性を求める篤志家ならばFM802のトイレなどは最適な置き場所と考えるだろうことにハタと気づいたボクは早朝一番にチェックを入れてみたが、トイレットペーパーがダラリヒラヒラとなびいているだけだった。

「チッ!もう誰かに持っていかれたか!」と首をすくめ残念だった。
んが、同時に人生常に think positive がよろしかろうと今朝もおもた。

7月12日(木曜日)

セリーグで圧倒的に首位をひた走るジャイアンツが宿敵タイガースに3連戦で2連敗を喫した朝、ややしおれた表情の巨人フリーク馬場俊英をテカテカ顔でお迎えする阪神ファンのヒロ寺平なのである。

ま、写真の説明はさておきその馬場くんが7月25日リリースのシングル「スタートライン4songs」のプロモーションで来てくれた。最初にゲストに来たのが97年なのでこれでもう10年来の友人ということになる。いつものようにあれやこれやと笑顔に包まれたひとときを過ごした。

ま、とにかく超多忙になった今はうまく健康・体力管理をしていってくれることをボクは心から望んでいる。またいい曲を持って帰ってきてくだされ。

雑感雑記 #590 (7/13/07記)

「correction」

これでも時々電話連絡を何人にも回すことがある。
過日若手DJたちに用件を伝えるべく電話したのだが、ことごとく留守電。

大先輩が電話してるのに留守電ってどうなんだ!バンッ!

だから「ゴラッ、ヒロT様やっちゅうねん!何で電話出えへんねん!すぐ電話してこい、今や、すぐや!もうしたか?」となるのは当然であり、誰もそんなボクを責めることはできない。

番号通知で残したメッセージを聞いて平身低頭の後輩から「す、すっ、すんません!」と続々電話がかかってきてほくそ笑む。

また電話が鳴り「もしもし?」とにこやかな声がし「あの〜、間違い電話だと思うのですが、僕んとこに留守電メッセージが入っていたのでお伝えしようと思ってお電話しました。」とそれは多分ボクのことをよく知っているのであろう好青年だった。

ガ〜〜〜ン!今度はボクが平身低頭になり、横柄もほどほどにと自戒して次回に備えることにした。

7月13日(金曜日)

台風4号、虎視眈々と日本列島を狙っている朝、birdもボクを狙ってやって来てくれた。もう、ほんまずっと前からの知り合いやけど、ゲスト履歴的には6年ぶりと出た。でもほんま変わらへんのが彼女のスマイル。昔とちっとも変わらず柔らかくボクのインタビューに答えてくれた。

空くんって1歳半のベビちゃんもやってきてんだけど、「ほんまにママさんなん?」って言いたくなるほど変わんないのが不思議な気分だった。

でも今年はリズムで弾けてくというbird、秋リリース予定のカバーアルバムも楽しみだ。

雑感雑記 #591 (7/16/07記)

「海の日」

日本のあちこちに爪あとを残した台風4号も去り3連休最後の今日「海の日」は、やっと晴れ、台風にかき回された人たちも最後の1日をニコニコと過ごすことだろう。

いつもと全く変わらず番組があったボクだが、それでも「ホリデーの放送」は好きだ。
なぜだかはっきりとは分からないけど、それは休日独特の「空気感」のせいだろうと考えている。

番組が終わったら「う〜〜〜ん」っと伸びをしてどこかにドライブでも行きたい気分。
じゃ、行けばいいのだが、これがいつも「気分」だけで終わっちゃうところに自分の「貧乏性」を感じて休日のたびに苦笑い。

雑感雑記 #592 (7/17/07記)

「まざまざ」

3連休最後の日台風も去り、誰にとっても楽しい祝日になるはずの1日が一変。

番組終了直後に震度6強の新潟県中越沖地震が発生。
被災者の方々には1日も早く平穏が戻るよう心からのお見舞いを。

夕刻には奈良県を震源とする震度3程度の地震があり、実際に相当の揺れを感じた。

また、昨夜深夜から今朝未明にかけ大阪府南部、奈良県では警報の出る猛烈な豪雨が降り、土砂災害など今後の二次災害も懸念される。

時期尚早にやって来た台風4号といい、また昨日1日の現象といい地球の活動に異変が起きつつあるのは誰の目にも明らか。

数日前の雑記にも書いたが、could be your place, could be our place.が間違いなく当てはまるのが自然災害。自然の猛威をまざまざと見せ付けられその前での人の非力を実感しながらも、災害への対策・覚悟を夢怠ることなかれ。

雑感雑記 #593 (7/18/07記)

「ヒトコマ」

毎日夕方散歩に行く公園の片隅に水飲み場がある。
とは言っても蛇口をひねるとチロチロと小さな噴水のように水が出る例のものがひとつポツンとあるだけなんだが。

孫が可愛くてしかたないおじいちゃんが、幼稚園は来年くらいと思える幼女を連れてきていた。
しばらく遊んで喉が渇いたであろう幼女の口を潤そうとおじいちゃんは彼女を抱え上げて水を口に含ませようとしていた。

でも可愛い孫に蛇口からのバイキンがつくのがどうやら心配のようでおじいちゃんは彼女に「うがいすんねやで、うがいだけやで。」としきりに言っている。下に降ろされると同時に幼女はその勢いでどうやら水をゴクンと飲んでしまったようだ。

「飲んだらあけへんがな!」と愛を持ってなじるおじいちゃんにもう実は後の祭りなんだけど、それでも少しでも飲んじゃったことがばれないようにほっぺを必死にふくらませている彼女が愛おしかった。

夕暮れの公園、あちらこちらに愛が溢れている。

雑感雑記 #594 (7/19/07記)

「act hot, act smart」

夏フェス真っ盛り。
FM802でも夏を楽しもうとRock the summer キャンペーン推進中。

スローガンは Act Hot, Act Smart、つまり「盛り上がろうぜ、でもマナー守ってね。」ってことで、盛り上がると同時に自分たちの出したゴミの処理なども含め公共の場でのスマートな行動を呼びかけている。

プロ野球ペナントレース前半戦も無事終了。
我が阪神タイガースも交流戦以降は相当調子がよく、前半最後のジャイアンツとの3連戦も勝ち越しておいらも相当ウヒャヒャの躁状態。

んが、ちょいと苦言。
甲子園での試合、7回裏恒例のジェット風船の準備、7回表攻撃終わりの攻守交替の間に出来ぬものか。

7回表ワンアウトも取らぬ内からのヒュ〜ヒュ〜と膨らます音、間違って飛ばされピュ〜〜〜〜ッと宙を舞う風船の音、グラウンドで真剣にプレイする選手には間違いなく邪魔な音。

ホーム6連敗を断ち切った今回の3連戦第2戦、7回表マウンドに立った久保田投手のワイルドピッチはバックネット裏でユラユラ揺れたジェット風船に平常心を乱されたせいだったのではないかとボクは見た。

ゲームと風船飛ばし、どちらが「主」でどちらが「従」なのか本当のファンなら判るはず。
球場まで出かけるくらいの熱心な阪神タイガースファンの Act Hot, Act Smart 心から期待する。

さてペナントレース後半戦、優勝に向かってひた走る阪神の活躍をやや阪神半疑になってはいるものの、それでも精一杯応援することにしよう。

雑感雑記 #595 (7/20/07記)

「700」

友人に「100超えてますよ!」って教えられてこっそりその推移を眺めはじめた。
この数字、それからはスルスルと順調に伸び続けうひゃうひゃ気分で一緒にカウントを開始。
たまに-2とか-3とか数字が減ったりするとブルーがしばらく入り、それでも眺め続けた数字。

200になる手前で少しの間、また500になる前には相当長い間数字が伸びないこともあったがそれでも日進月歩少しずつ増加を続けた。

ところが、「よっし、700になったら記念に雑記で書こう!」と決心してからが長かった。

695になったと思えば693になり691に減り、ブルーブルーの日々が続き、またやっと青息吐息で695に戻ってもそこからピクリとも動かなくなったり、多分690台が数ヶ月続いたのではないだろうか?

それが遂に昨日700をヒット!
計画通りこうして記念雑記も書けたことも、うれしくってしょうがない。
これからも超コッソリと誰にも見つけられず数字の推移をウヒャヒャと眺め続けよう。

(mixi のヒロ寺平コミュニティメンバー数が700ヒットの翌日記す。)

雑感雑記 #596 (7/23/07記)

「meet the world beat 2007」

今年もFM802夏恒例イベント、ミート・ザ・ワールド・ビートが盛大に開催され無事終了。

ボクも開演前から会場に到着。
ライブ最後をステージ上からマーキーと一緒に締めるまでどっぷりとライブ三昧。


言わずもがなで、恥ずかしくってしょうがないが今年再認識したこと。

その1、曇天の中でもしっかりと焼けてしまうということ。
UV対策しなかったボク今ヒリヒリなんだけど、つぶらな瞳を守るためにずっとかけていたサングラスがせめてもの救い?

後ひとつ、気づいた事は浴衣・着物の時に「腕時計」はしちゃいけないってこと。
女性が着物のときにイアリングや、ネックレスをしちゃ台無しだって知ってたんだけど、男の腕時計もそうだったとは!

交流戦後調子のいい阪神タイガースを応援する意味も込めて最後の締めはタイガース浴衣を着てステージへ。久しぶりの浴衣もいいもんだとはしゃいでいたのだがその後、自分の登場場面を見直した結果、浴衣・着物に「腕時計」はなかったと猛省。

んま、しかし昨日はネガティブ2つ、ポジティブ∞の夏の一日だったのでよしとしよう。

7月23日(月曜日)

今年2月「霙-Mizore-」でヘビーローテーションになったサガユウキくんがセカンドシングル「水色の風」のプロモーションで2月以来2度目のスタジオ登場をしてくれた。

今朝もスタジオでカップリングの「そういえば」って曲をスタジオライブしてくれてやはり素敵な歌声だった。これからは作曲活動をしつつ、バンドスタイルのライブもしていきたいとのこと。ぜひがんばって欲しいものだ。

2月27日に来てくれたときに取り上げた彼のギターを見事に取り返されてしまった。(詳しくは2月27日の日記の写真を参照のこと。)

雑感雑記 #597 (7/24/07記)

「行列」

感動したことがある。

先週末、ハリー・ポッターの最終章が全世界で一斉に発売され、ニュースで見たそれは電話帳より分厚いのではと思わせる厚さだった。

解禁日午前零時にそれを求めてパリ・ロンドン・ニューヨークでは長蛇の列ができ長時間待ったあげく無事それを手に入れた人たちの狂喜乱舞が画面に映し出されていた。

典型的な娯楽本であることは間違いない。
んが、しかし、それでも彼らの「長時間並んで、買って、読む」という「活字」に対する情熱を目の当たりにして「完敗」を痛感した。

日本人の活字離れはとどまるところをしらない。
西欧人の「活字」への貪欲さに感動すると同時に日本情緒が摩滅風化せぬことを祈った。

雑感雑記 #598 (7/25/07記)

「天神祭り」

本日本宮。
さすが日本三大祭のひとつだけあってものすごい賑わい。
「ものすごい賑わい」という表現、「えげつない賑わい」に変えてもいい。

じっくり楽しむのはままならないので、昨日の宵宮をお昼間に散策。

日本一の長さを誇る天神橋筋商店街の中を練り歩くさまざまな神輿。
特に若い衆に担がれたそれは少し進んではユラユラと威勢良く練りまわされ正に祭りの真骨頂。

短い時間にたっぷりと祭りを堪能して事務所までの帰り道、頭上から降り注ぐセミの喧騒は夏祭りそのものだった。

そして「あそこでもここでも、街中全部、夏祭りやっ!」と正に今ここにしかない時間をダラリの汗と共に精一杯楽しんだ。

7月25日(水曜日)

日本の音楽シーンの重鎮、吉田美奈子さんと渡辺香津美さんが朝早いのにやってきてくれた。それぞれ1度ずつ来ているのだが2回目の今朝は2人揃っての登場。今晩、たった一晩だけのライブを大阪ブルーノートでするその告知も兼ねての登場だった。スタジオライブで「翼」という曲も聞かせてもらえた。至福だった。私服を着て至福だった。

かずみっちのギターがギター製作家の中島馨さんて人の手作りだと知りふんだくろうとしたら照れながら拒否されてしまった。

ギター強奪には失敗したが素敵な朝であった。

雑感雑記 #599 (7/26/07記)

「cycle」

梅雨が明けて本格的な夏がどっかと腰をおろしたばかり。
たっぷりの日差しに包まれてアクティブに時間を過ごそうと誰しも考える。

んが、既に日の出時刻は冬に向かって歩き出している。
ついこないだまで午前4時台だった日の出、今朝はもう午前5時3分。(大阪時間)
調べてみたら、今年は6月10日前後の午前4時44分が最も早い日の出時刻だった。

で、そのあたりから別に誰に断るでもなくヤツは既に冬に向かって折り返していたのだ。
ちょっと理科を知っていれば当然知っていて当たり前のことだが、改めて数字を突きつけられて慌てふためいた。

間もなくやってくる冬に備えてドテラの繕いは早めに済ませておくことにしようとおもた。

雑感雑記 #600 (7/27/07記)

「From A to D」

開局から18年経ち今FM802のスタジオはアナログ仕様からデジタルへの大改修が行われている。

「せ〜のっ!」で一斉に切り替えられないので、4つあるスタジオが順番に改修されている。
本番には普段使用しない小ぶりのスタジオ2つの改修が今日完了し、明日から遂に本番用スタジオがひとつずつ改修されていく。

Hiro T's Morning Jamが毎朝使っているAmusic Studioもアナログ仕様でのオンエアは今日が最後。

感慨深くて鼻がツーンとなった。
ワサビでツーンはよくあるが、感慨でツーンは久しぶりだった。


アナログミキサー卓くん、18年間お疲れさま!
直接労うこともなかったけど、心から君が好きでした。ありがとう!
最後に開局直後、君にコーヒーをたっぷしこぼして入院騒ぎを起こしちゃったこと、謝ります。
ごめんなさい。

雑感雑記 #601 (7/30/07記)

「The day 1」

「アッという間に時間が過ぎる」と言えばこれは楽しい時間を過ごす表現で、逆に「時間がいつまで経っても過ぎない」と言えばこれは大方につまんない時間を過ごすことを意味している。

仮住まいのスタジオだけど、アナログからデジタルに移行して最初の朝。
最初の1時間が今までの放送の4時間くらいの長さと感じるほど時間が進まなかった。

「つまんなかったの?」
いいえ、なかなかエキサイティングでダイナミックな4時間だったぜ、ベイビ〜。

んが、判りました、極度の緊張状態が時間の進みにブレーキをかけるということを。

とにかく初日の4時間は普段の1週間の放送以上の長さに感じたことを吐露し、また同時に極度の緊張の4時間のせいで、左肩甲骨下の筋肉がパンパンに凝ったことも告白しておこう。

しっかりと慣れてスイスイと番組進行できる日も早晩やってくるだろうが、その時ボクの両肩はきっと朝青龍のようにモリモリと盛り上がっていてそれはそれでカッコいいので楽しみだ。

雑感雑記 #602 (7/31/07記)

「nationality」

ttを連れて公園の池の周りを散歩中のこと。

ボクたちの少し前方で2組の30代くらいのご夫婦が談笑中。
一組は日本人カップル、そしてもう一組は中東アラブ系と思しきご主人と彼に劣らぬほど濃いめの奥さん。

ボクとttが近づいていくとアラブ旦那がギョロリとこちらを見て「外人も犬連れて散歩するねんなあ。」とひとこと。

「あんたにそう言われる筋合いはあんまりない。」と背中で苦笑し、ふと下を見たらttの目もへの字だった。

7月31日(火曜日)

言わずと知れた(に、いつの間にかなっちゃった)森山直太朗、8月8日リリースの14枚目のシングル「太陽のにほひ」を引っさげて堂々の登場。

6年前の彼と較べ精神的にもがっしりしてきたなあと本心で思いながら破天荒なインタビューを続けた。またいつでも来ると言い残して去った彼、前回同じようなことを言って去ったのがほぼ2年前であった。

「で、ヒロさん、これがデジタル卓ってやつですかい?」と直太朗、応えておいら「そう、文明文明、でもカステラではない!」と一言。

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