HIRO T'S DIARY
● 6月の日記 ●
6月1日(火曜日)

FM802開局15周年の日。もう15年、まだまだ15年。どっちかって言えば俺には後者やなあ、やっぱし。だって、今18歳の子よりまだ3歳も年下やねんで。落ち着いてしまう必要はこっから先もない!これからもガンガンにギンギンに飛ばして行こうって思いを新たにした朝でもあった。

BDの朝だから今日のFM802はレギュラーの時間枠を取っ払って午前5時から深夜12時までの19時間スペシャル「Meet the music on the radio」。朝からワイワイと大騒ぎだった。ボクの前をやっていた大抜卓人と加藤真樹子の2人も予定にはなかったがスタジオに呼び込んでボクの今朝のシフトはスタートした。(ちょっと説教しながらであったが・・・)

そして午前7時台には伊藤政則、午前8時台にはちわきまゆみ、ファイナルの9時台にはランキンタクシーがボクと一緒にスペシャルプログラムを進行してくれた。3人とも開局以来のDJ仲間だ。それぞれに大っ好きな音楽ジャンルの話しを交えつつ時間を楽しく進行した。しかし時間は限られている。構成を考えながら相当の緊張感の中で番組はエンディングを迎えた。めちゃめちゃたのしかった!しかしながらむちゃくちゃはらへった!これ実感である。

んま、何はともあれ、みなさん、これからも朝をよろしくお願いしますね。これからもたのしくいきましょうや。ねっ!

6月2日(水曜日)

Naturally 7が来てくれた。Roger, Warren,Dwight,Rod, Garfield,Jamal,Marcusの7人のアカペラグループである。でも彼らは単なるアカペラではなくその「声」が既に楽器なのである。さまざまな音が彼らの口が飛び出すのを聞いてほんとに「こんなんあり?」って唸ってしまった。メチャメチャ陽気なヤツらで完全にBrothersの世界である。今日のボクの放送を聞かなかった人!先月彼らの日本デビューアルバム「What is it?」が出ているので買ってでも聞きなさい。ほんまにええで。

記念写真の時に「人数多いから枠内に入るためにギュ〜ギュ〜押してええで。」って言うたらギュ〜ギュ〜押された。

6月3日(木曜日)

野狐禅初登場の朝であった。無骨の香りを漂わせる素朴な青年というのがボクの今朝ふたりをしっかりとインタビューしてみた感想である。20代後半ではあるがそれでもボクから見ればとっても若者。そのふたりに「厭世観」の匂いがないのをほんとにうれしく思った。「僕」という個人のまわりを歌っていても、その姿勢が真摯なのだ。これは大切なことだよ。真剣に生きる人間が1人ずつでも増えていけば世の中きっとなんとかなるはずなんだもん。これからもガツンと行けよ、野狐禅!

左・濱埜宏哉、右・竹原ピストルである。ボクシングをやっていたというので写真の時にガツンとかましてみた。俺の方が強かった。(と、思っておこう。)

6月7日(月曜日)

小錦さんがボクのスタジオにやって来た。彼のニューアルバムのラジオ用コメントを取るためにやって来た。いや、しかしでかかった。とにかくユカイな男であった。あの頃の土俵から感じていた威圧感は全くなく今はほんまに音楽を愛しているハワイアンって感じだった。ただ、帰る前にちょっと言い合いになって力で決着をつけることになりご覧のようにボクが勝った。小錦さんは泣きながら「も〜、来るかい!」と言い残して帰っていった。ガッハッハ。楽しい午後だった。

6月10日(木曜日)
姫こと、Vo Vo Tauのヴォーカル、Ringちゃんが来てくれた。これで番組には3回目の登場。今回はいつもにもましてたのしく会話が弾んだ。阪神の鳥谷選手のat Bat Songに「裸〜Nude〜」が選ばれたり今年のVo Vo Tauはとにかく話題がいっぱい。そして今日は23日にリリースのシングル「Can u Stay」のプロモーションと夏のライブの話しもたっぷしした。今年の終わりまでにはアルバムも作るんだって。アコースティックにグルーブするVo Vo Tauのアルバムなんてとってもたのしみなところでもある。

6月13日(日曜日)

スペシャル・ウイークスを明日からに控え、朝起きてみると死ぬほどええ天気。新聞の「今日のスポーツ」欄を見ると神戸王子スタジアムで松下電工インパルスと関西学院大学ファイターズのアメフトの試合が2時から。家族はそれぞれテニス・サッカー・ギターとバラバラの状況なので1人で神戸までドライブと洒落こんだ。駐車するのに往生したが何とか1st Q.途中に到着。試合は社会人にええように牛耳られる学生くんって感じでしょっぱかった。2Qまで見て王子を後にした。行きも帰りもごきげんのドライブ日和でほんまにリラックスした。(しかし阪神は負けてリラックスはなくなった。トホホ。)


さていよいよスペシャルウイークスに突入だ。みなさん、朝をしっかり聞いてくださいね。
6月18日(金曜日)

喧噪の中でボクのスペシャル・ウイークスの1週目のシフトは今日終了した。いろいろな目玉を取りそろえてのAll Time Favoritesで楽しんでもらったわけだが、今日の午前9時台はそのハイライトのひとつ、Mr. Childrenの7月のコンサートの先行予約を敢行した。プロのチケッターの手に出来るだけ回らないように奇策ではあるが802の通常のリクエストラインに12人ものオペギャルに貼り付いてもらって「手受け」で計300枚のチケットの予約番号を発行した。リスナーのみなさんも大変であったろうが無事つながったのは殆ど善意の人たちであると確信に近い感触を持った。つながらなかった人ごめんなさい。明後日の一般発売でうまくいくことを願っています。

来週もペースを変えず楽しい出し物満載でお届けします。来週も朝をよろしくね。ペコッ。

6月23日(水曜日)

今日メジャー3枚目のアルバム「Be Happy」とDVD「So Happy」をリリースした押尾コータローがやって来た。スペシャル・ウイークス真っ只中で慌ただしかったのだが、たっぷりのトークとたっぷりの生演奏を楽しんだ。スタジオライブではアップテンポの「Busy,Busy」と「見上げてごらん、夜の星を」をやってくれた。今度30日に夏のライブの先行予約もします。来週もボクの番組聞いてくださいね。そすると先行予約もできちゃうかもよ?

オンエア終わりでギターの師匠にトークの師匠がギターを習った。「叩くヤツ」が意外にうまいこといったので今度ユニット「押T」を結成しようということにならなかった。(ならなかったんかいっ!)

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