HIRO T'S DIARY
● 3月の日記 ●
3月2日(火曜日)

なにやら朝日新聞さんの取材を受けた。どうやら「ボクがどゆ具合に音楽に出会うか」を語ったらしい。なにせ取材予定時間を大幅に延長して口の端っこに泡を浮かべつつひとりでべらべらしゃべったので記憶が最早薄れてしまっているのだ。ハハハ。でも朝日新聞の青山記者がきっとうまくまとめてくださっているであろう。んま、とにかく3月20日前後にその記事が掲載されるってことだけは判っているのだ。

取材ばっかされたら業腹なのでカメラマンさんが撮影しているところを逆取材してやった。これはスクープである。(んなことないか。)

3月3日(水曜日)

今日のFM802はChemistry Day。堂珍、川畑の2人がやって来てくれた。One x Oneのアルバムから曲をたっぷしかけながら、リスナーさんから事前に募集したケミQをかましながらアッという間に時間は過ぎ去った。とにかくたのしかった。彼らもデビューしてもう丸3年。でも、しかし彼らのいいやつらぶりは全く変わらない。これってすごいことだって素直に感動した!(小泉風)

記念にちょっとすかした写真を撮った。意外に様になっているので今度メンバーに加えてもらって3人になるからケミストリオってことにしてもらおうかしら。ホホホ。

3月4日(木曜日)

昨日アルバム「Watts going on」をリリース、夜にバナナホールでショーケースライブをした東京60Wattsが来てくれた。打ち上げなどであんまし寝てないだろうに、さわやかに登場してくれた。初対面なのでうち解けるのに時間がかかるかと思っていたがかからなかった。ニューブリーズの話しや6月24日の彼らの初ワンマンライブの話しも含めてにこやかに時間は経過した。たのしかった。

疲れ気味のドゥーアップ・グループに見えるような写真は右から順番にVo.大川、G.佃、P.杉浦、D.森、B.大山、そしてスペシャルゲスト、K,寺平の6人である。(寺平パートは何を意味するかは教えてあげません。)

3月5日(金曜日)

SOFFetの2人がやってきた。左YoYo右GooF。3度目の登場だ。今回は17日リリースの「春風」のプロモーションだった。でも1年ぶりの登場なのでその間のいろんな話しを和気あいあいと進めさせてもらった。特に前作の「人生一度」にはかなりの感銘を受けたのでその誕生話を聞いてみたかった。20才の頃にふたりで将来を見据えて自然に出てきた歌との答えだったが、やっぱ俺はすごいと思わざるを得ない。いい曲です。まだ聞いたことのない人、「春風」共々ぜひ聞いてみてください。

ただ、2人は今時の若者でもありスタジオを去る前におじさまのような服装にしろよって注意したりしたが、その俺のタートルがちょっとめくれてTシャツが見えているのが情けない。

3月8日(月曜日)

地球ゴージャス、岸谷五朗、寺脇康文両氏が登場。これで4回目になるゲストである。今回は6月25日から7月3日までフェスティバル・ホールで行われる第7回公演「クラウディア」のお話しを兼ねての登場となった。いつも音楽がらみのアーティストとインタビューしているが年齢もそう離れていないお芝居な人たちとの逢瀬もなかなかのものなのである。楽しく時間を過ごしてアッという間に別れの時間がやって来た。今通し稽古に入っているという最新作は桑田佳祐な音楽が満載のミュージカルとのこと。今からボクもとっても楽しみなのである。

大人の2人の渋い皮がらみのファッションに挟まれて俺もよれよれだが皮のひじ当てがついているシャツを着てきてよかったと思った。(光ってないけどね。ハハハ。)

3月9日(火曜日)

森山直太朗、ぬあんと22回目の登場。17日にリリースされる5枚目のシングル「生きとし生ける物へ」の話しなどをたっぷりしつつ、CDではなくスタジオ生演奏でこの曲をやってくれたりした。会う度に自信を深めている彼を発見できて嬉しくも思ったりした。

帰る前にボクほどえらくなるとこんなにでっかいカードが持てるんだぞと届いたばかりのWebmate plus cardをお財布から引き抜いて見せてあげたが、関西ローカルDJからヒントを得てつけたという「笑えない冗談」ツアー敢行中の直太朗はやはり笑えないようだった。トホホ。

3月12日(金曜日)

宮沢和史来襲!The BoomもFM802も今年で15周年。そこで15x15projectってのが進行中。そのひとつがなんとミヤがFM802番組のディレクターに挑戦ってやつ。こゆ時、彼はDirector, Kaz Miyazawaになる。先月Flower Afternoonで感触を得た彼は今月はボクの番組を狙い撃ち。29日月曜日がその本番に当たるわけだが、その前に取材を兼ねて今朝番組に登場してくれたってわけ。いつもはアーティストをインタビューするボクが基本的にインタビューされることになった。正直、少し体温があがった。

話しの途中でKazがひらめいた、「自分を変えた1曲」を募ろうと。ふむふむ、おもしろそうだ。そして今日から28日日曜日まで802のホームページの専用応募フォームから募ることになった。事務所に帰ってくるともうたくさんのリスナーさんからのメッセージと共にそんな1曲のリクエストが転送されて来始めている。それを丸ごとKaz D.に転送させてもらっている。ここを見ているあなたもぜひそんな1曲を専用応募フォームからエントリーしてくださいね。(funky802.com)

スタジオを去るときに記念撮影をしたが、Kaz D.を前に最早卑屈になってしまったボクがいた。トホホ。

3月14日(日曜日)(快晴)
何もすることがない日曜日の朝。朝刊をゆっくり読んでいるとオープン戦、甲子園にて阪神・巨人戦があるではないか!「俺が応援にいかな、あかん!」何かあかんのんかはわかれへんけど、とにかくあかんのである。別に他に特定のスケジュールがあるでもなし、見に行きましたね。オレンジシートしか無かったんだけど、そこもほとんど全てが阪神ファンばかり。たのしい応援だったけど、とにかく椅子がせますぎっ!あれはたまらん!そら5万3千人も入るわな、あれなら。そんなことはおいといて10-3で阪神快勝。途中で出てきた巨人のピッチャー、シコースキーって名前だけあってほんまに塁に出してしまうと「思考するのが好きー」なようでポコポコ打たれてました。その後のサンタナさんもポカポカと。やっぱサンタナさんはギターを絞り上げてる方がいいのかも?ウヒヒ。六甲おろしまで付き合ってごきげんさんで帰途についたとさ。
3月19日(金曜日)

ボクのSoul Brothersたち、Savoy Truffleが5年ぶりに番組に来てくれた。3月27日にニュー・アルバム「Roadhouse Boggie」をリリースするのでそこからの音源をたっぷしかけつつ旧交を温めた。しかも5月7日金曜日午後7時からBig Catでライブも行う。番組で先行予約もしたが、明日とにかくチケット3000円で一般発売される。まだサヴォイのライブに触れたことのない人、ぜひ見に行ってください。本物の絞り出す音にからだが自然に動いてしまうぜ。もちろん、ボクもよっぽどのことが無い限り今回のライブには行かせてもらうつもりである。

ご覧のように風貌はいかつい男どもである。お洒落なボクとの接点は?って思うでしょうが、ボクも実は未だに戸惑っています。ワハハ。

3月23日(火曜日)
GLAYが今年の夏、USJで10万人規模のExpoを快哉する事が決定!そのプレス記者会見がUSJで行われた。これは当然全国規模の記者会見である。右のパスをもらって会場に入り、下左のように会見が始まった。しゃれにならないくらい緊張した。自分でもびっくりした。「皆様大変長らくお待たせ致しました。」を言うのがどんなに難しいか思い知った。あなたも丁寧に言ってごらん。ぜったい難しいのが判るから。んま、とにかくなんとか緊張に中で全国プレス会見は終わり、ちょっとブレークの後、全国のラジオ用の会見があった。(下右)やっぱりラジオはカジュアルでいい。人数もこじんまりとしていたけどとってもなごやかな中でのRadio Conferenceになった。明日はFM802もGLAY DAY。彼らもボクも結構忙しい2日間になりそうだ。



今日は実はバタバタと忙しくしていたとはいうものの、会見の待ち時間とかもかなりあってそんな時間をメンバーの4人とたっぷしの雑談をして過ごしたりした。今までも勿論仲良しさんであったんだが、今日はもっとより深く通じ合える仲間になってような気持ちになれた。全ての行事が終わり、メンバーは今夜のWTCでのフリーライブに向かうことになった。その前に一枚記念写真を決めてみた。ボクまでRocker気分にさせてもらった。TAKURO, TERU, HISASHI そして JIRO、ほんとにありがとう。今日はボクもまたたっぷりの経験をさせてもらいました。夏のExpoが大成功に終わるようにボクもきっちりとサポートさせてもらいます。くれぐれも疲れが出ないようにね。

3月29日(月曜日)
12日に取材を終えたKaz Miyazawaが今日のボクの番組の午前9時台の半分強をディレクションしにやって来た。前回取材の時に出た「あなたの人生を変えた1曲」を彼が選曲構成して持ち込んでその指示に従って語っていくという寸法であるが、かなり慣れているはずの俺も実はちょっと以上緊張した。エアコンの効いているスタジオが熱く感じられたんだもん、その緊張が相当のものであったのを推察いただけると思う。Kaz Dのやや遅れ気味のCueでコーナーはスタートした。黒めがねが厳しく感じられるディレクターだった。相当にテンポよく進めていったわけであるが、しかし皆さんのメッセージにはそれぞれの想いがしっかりと封じ込められていてたのしいひとときであった。

心地よいコラボレーション達成感と共に無事番組終了。お互いに「たのしかったね」とエールを交換した。しかし、右の写真のボクの脇の下からの汗の後を見てやっぱ相当体温上がっておったんやなあって実感した次第。
3月31日(水曜日)

「桜」でお馴染みの河口恭吾くん、3度目の登場。知りあってもう1年半近く経つ。素朴な好青年ぶりは変わらないが会う度に「腰」がしっかりと座ってきているような感覚を持つ。今日もスタジオライブで「桜」を演奏してくれた。春の陽気の中に染みいる声はやはりステキだった。5月にはニューシングル「愛の歌」をリリースとのこと。オンエア解禁は4月に入ってからだと言うのでスタジオでさわりを演奏してもらった。真っ直ぐな歌詞にステキなメロディだった。きっとまた愛される歌になるんだろうなって思った。

スタジオにあった桜の花を持ってもらってボクが桜を歌いながら写真に収まった。春だねえ。

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