HIRO T'S DIARY
● 2月の日記 ●
2月4日(水曜日)

ずっと会いたかった男、トライセラトップス和田唱がやって来てくれた。「こわい」「スノッブ」「やなヤツ」、会うまで心の中を駆けめぐったその全てが会った瞬間に吹っ飛んだ。いいヤツだ、サイコーのヴァイブを持った男だ。しゃべりすぎるけど、でもそれはホントにその瞬間彼はどうしても言いたいことなのだ。圧倒されつつもしっかりと彼のほとばしる言葉に耳を傾けた。めちゃくちゃたのしかった。また近い将来会うことにもなるだろうが、もっと親近感を持って接することが出来るであろう。トライセラの音楽は好きであったが、今日の逢瀬で確実に彼らのファンになった。

マイケル・ジャクソンに傾倒した少年時代云々の話しもあったので2人でマイコーをしてみた。(カトミキは今日もそんなボクたちをそっと見守っていた。)

2月5日(木曜日)

光永亮太登場。昨日リリースされた彼の4枚目のシングル「Believe」のプロモーションのためだ。旧交を温めた。なんじゃらかんじゃらとくっちゃべった。まだデビューからもそんなに日が経たないが彼のトークはかなり辛辣に立つようになってきた。これはうかうかしてられない。今後のために一層の研鑽を重ねることにしよう。

虫嫌いの亮太。自分を虫に例えると「美しく宙に舞うハチ」だそうな。そしてボクは「姑息なカマキリ」。主観というものは恐ろしいものだ。でも帰る前にせっかくだからハチとカマキリをやってみた。変だった。

2月11日(水曜日)

建国記念の日。祝日。外はポカポカといい陽気だ。受験シーズンまっ盛りだが、春は確実に近い。番組を終えて事務所に帰って春先をイメージ出来るおひなさまをボクのオフィスに飾ってみた。弥生が待ち遠しい昨今でもある。

今年に入って意図してゲスト数をへらして日記が全く更新されない状況が続いているのでボクの身の回りのことなどもアップしようと思った次第。これがどれだけ頻繁にできるかが疑問であるが、これからもちょこちょことプライベートな日記もアップしていこうと思っていまする。時々は覗きに来てね。

は〜るよ、こい!は〜やく、こい!

2月13日(金曜日)

押尾コータローがやってきた。ヴァレンタイン・イブの雰囲気を盛り上げるスイートな曲をスタジオライブするためにやってきた。ミニー・リパートン「Lovin' You」、ジョン・レノン「Love」そして自分の曲「桜・咲くころ」をほんまにスイートにやってくれた。(写真はほんまに「Love」をやっているとこをボクはめっちゃひまだったので押さえてみた。)

もそもそと2人でゆったりしゃべりながら甘い時間が過ぎていった。あ、そうそう、4月3日は富田林すばるホールで、5月15日にはA-Showをゲストに迎えて三田市民会館大ホールでもライブをするそうな。お近くの人で押尾未体験の人は一度いかがかな?

出演終了後、押尾っちがまだ試したことのない奏法をボクに聞かせようとしてくれた。かなり難解な音が飛び出してきて、それをきれいに聞くには相当のミキシング技術が必要なことが発覚した。(と、思う。)手前味噌で恐縮だが、ボクは超絶のミキサーさんでもある。一番いい音を再現するためにボクの指は忙しくミキサーとプリアンプの上を動き回った。それを普段押尾っちの音を作っていて又この機材の所有者でもあるイジクリマン(ニックネームは片石氏)が心配そうに見守っている。なぜなんだろう?
2月16日(月曜日)

25日にニューアルバム「G-Style」をリリースするGatsくんが来てくれた。いつもはギターの弾き語りもあるのであるが、今日はアルバムの音をたっぷりということでお話しをしながら時間を進めた。いや、しかしソウルのたっぷし詰まったアルバムである。みなさんもぜひ手に入れてくだされ。ちなみに27日午後6時からHMV心斎橋でインストアも予定しているそうな。そちらもぜひ。

歌詞カードが手の異常に長いGatsくんのイラストになっているので記念撮影はその真似をしてみた。(右手前にジャケ写がちょっと写っています。)(今日はボクのデジカメを持っていくのを忘れたのでちょっとピンぼけの写真になりました。恐縮です。)

2月20日(金曜日)

802初登場、風味堂の好青年3人である。左からベースの鳥口マサヤ、ピアノ、ヴォーカルの渡和久、そしてドラムの中富雄也と書いて「かつや」通称カッチャンである。とにかくギターレスというだけで日本では珍しい構成であるが歌詞を大切にしながら音が躍っている風味堂は間違いなくこれからの注目株である。じっくりと話したのはボクも初めてであったがとにかく笑顔がステキなヤツらであった。ぜひ応援してやってくださいね。

写真は一応ボクが重鎮という感じでえらそばってみたが、へこたれてくれているのは渡くんだけで、鳥くんはまろやかな笑みを浮かべ、カッチャンに至っては快活な笑みで写っている。んま、そのあたりが初々しいと言えば言えるのだが今度きつく演技について訓辞を垂れることにしよう。

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