HIRO T'S DIARY
● 8月前半の日記 ●
8月1日(金曜日)(Part1)
今日は1001回目の生放送。京都からである。ちょっと距離があるので実はいわゆる「前乗り」ってヤツで木曜日の薄暮の時間に京都に到着。到着した証拠に一応京都タワーを撮ってみた。典型的なおのぼりさんショットである。そして腹へった。だから亀ちゃん超オススメの新福菜館本店に行った。注文はチャーシューの脂身が少な目を意味する「赤」の一言でいいと亀ちゃんに言われていた。めちゃくちゃはずかしかったけど、ちっちゃな声で「赤」って言った。通じた、うれしかった。やきめしも注文した。ラーメンが来たときに真っ黒のスープでびっくりした。でもラーメンもチャーハンも超おいしかった。計1100円。お店には802ステッカーが貼ってあった。うれしかった。ホテルで寝るまで阪神ー横浜を見た。負けた。くやしかった。
さて京都駅ビル八条西口の一画を借りてボクの番組はスタートした。午前6時前後は爽やかだったがお昼に向かって超暑くなってきた。しかしながらたくさんの京都の人たちが出勤・バイト途中に立ち寄ってくれてたくさんの笑顔を置いていってくれた。しあわせな1001回目だったと俺は思う。現場に来られないで放送だけを聴いてくれていた皆さんにもターミナルの動きというのが伝わっていれば嬉しい。ひとつの区切りをこんな形で迎えられたことを感謝します。京都駅ビルの関係者のみなさん、ありがとう。勿論現場に来てくれたみなさんもありがとう。そしてリスナーのみなさんも、スタッフのみんなもありがとう。この区切りからまた着実に「朝の動きを伝える番組」をしっかりとお届けしていきます。よろしくね。
8月1日(金曜日)(Part2)

ちょっと画像の処理に手間取ってしまって上の日記に入れることが出来なかったけど、今日の京都のお出かけRadioに実は6月にサマー・アルバム「ILNANA」をリリースしているBabamaniaからGenkiとMariの2人が午前9時台に来てくれた。今までもライブを見たりファンキー・バーでGenkiとおしゃべりをしたことはあるが、番組登場は初めて。ボクは京都で、彼らは南森町でという遠隔インタビューであったが、すごく和気藹々とたのしい時間が過ごせた。Summer Boogieというごきげんなサマー・チューンの入ったニューアルバムは必聴だ!うきうきるんるんとしてくるよ。そして次回はぜひ面と向かってインタビューさせてもらうとしよう。

8月2日(土曜日)

今日はオフである。完璧にオフである。しかしながら南港でスタートしたSummer Sonic 03に出かけた。ただオフ日なのでカメラは持って歩かなかった。暑かった。HYの時間はまだお家だった。Asian Kung-Fu Generationを見たかったがまだ移動中であった。オフだからしょうがないのである。午後1時のYKZからボクのサマソニは始まった。それからエレカシ、Mando Diaoは満員で入れず、それならB@bysoulと思って移動したら終わっていた。ショックだった。でも道で2人に会った。「見れなかった」と言ったらちょっとひんしゅくだった。そしてBlondieからSoul'd OutからGood Charlotteと見た。各々すごかった。しかし、Soul'd Outにはぶったまげた。あの3人は「音を遊ぶ天才」であった。思わぬ収穫でニタッと笑った。

会場ではB@bysoul以外にもベベチオのベースの平良マサヒトにも会った。彼から声をかけてくれなければ絶対知らんぷりをしていた。それ以外にも日焼け完全装備のシャーリー、ちわきまゆみ、西田新を始めとして802スタッフ、レコード会社スタッフがうじゃうじゃといた。みんな暑いけどがんばっていた。

電車で行ったことがなかったので帰りは住之江に行かずに海の下を通って本町経由で帰るという大冒険をしてみた。面白かった。

8月5日(火曜日)

朝からBBSが面白かった。最近よくかけているThe Loveの「再会」を聞いていて「いいとは思うんだけど、だれもが絶賛しなくちゃいけないんでしょうか?」って感じの書き込みがあった。ボクは「ううん、そうじゃなくて音楽は自分の感性で楽しむもの。好きずきだよ。でも書き込まれている人たちはやっぱりいいと思うから書かれるんだよ。」って返事したら、実は彼はブルース大好きな中2のyosukeくんであった。「A-showさんもブルース好きなんでしょうか?」って聞いてきたので「もちろん彼もブルースが大好きだよ。」ってやりとりがあって、それをA-Showがスタジオ入り前に見たようで、急遽今朝はMuddy Watersのこてこてブルース「Hoochie Coochie Man」をしてくれた。中学2年生のちょっとすね気味の「純」な気持ちがやけにうれしいA-Show35回目登場の朝だった。

8月6日(水曜日)

今日1st.シングル「さよなら」をリリースしたKUMACHIがみんなして来てくれた。いつもごきげんなヤツらである。3回目の登場の今朝はカップリングの「真夏の夜」のスタジオライブもしてくれた。そしておまけがすごかった。約20秒の短い曲だがオリジナルでボクの為に曲を作ってきてくれたのだ!そのタイトルもズバリ「ヒロさん、LOVE! 2003」。ほぼ絶対に照れることのないボクが真っ赤になって照れてしまった。超うれしかった。もう今後彼らに辛くあたるのは止めようと決心した。KUMACHIのみんな、ほんまにありがとう!これ以外にもいろんな話しをしたのだが、その中で今年阪神が優勝したら前からの約束の「阪神優勝記念ライブ」をする話しで盛り上がった。もし優勝したらもちろんボクもMCでかけつけるって算段である。そんな日もそう遠くはないはずである。帰る前にスタジオ外でみんなで「六甲おろし」をがなった。ちょうど歌い出しの「ろ〜」のところである。がなり隊は左からドラム高田、ギター篠崎、ヴォーカル熊谷、そしてエセ阪神ファンのベース柿田のみなさんであった。

ほんで、もうひとつの今日の目玉を公開しよう。ボクが持っているほんの120kgの金塊である。・・・なんてこと言いたいよなあ、ほんま。これ、昨日から11日まで三越大阪店の正面玄関に展示されている約1億7千万円の金塊なのである。朝刊に載っていたので見られた方も多いことであろう。802から帰る前にほんの5分の距離なので見に行った。たまげた!ほんとに正面玄関入ったところに「チョコン」ってむきだしで置いてあるんだぜ、ベイベ。ガードマンのおじさんに「写真撮ってもいいですか?」って聞いたら「はい、どうぞ!」だって!ほんで調子に乗って「触っていいですか?」って聞いたら「はい、どうぞ!」だって!!信じられない!!もちろん触りまくってやりました。ついでに「賢くなりますように!」ってお祈りしてその手でボクの頭の頂上を撫で撫でもしました。このあたり、正常な自分はどこかに行ってしまっていた。とにかくすごいよ、近くにいる人たち、とにかく見て触って損はないよ。無料で見れるよ、触れるよ。どんなにやさしく触っても「アッハ〜ン」とか言わないけど、自分で「ウッフ〜ン」な気分になれるよ。おかしい、やっぱ、今日の俺はおかしい・・・

阪神が優勝するとその経済効果は約1,133億円だそうな。ってことは、この金塊667個分!そら、やっぱりすごいことやわ、阪神が優勝したら。関西経済の為にもやっぱ阪神には今年はどうしても優勝してもらわなあきまへんなぁ。

8月8日(金曜日)

初登場、小柳ゆきちゃんである。おとといJ-Popカバー「恋のフーガ/会いたい」の両A面シングルをリリースしたばかり。あのザ・ピーナッツの66年の名曲だぜ。でもやっぱ歌唱力がすんごいから今のリズムアレンジに変えて立派に仕上げている。もう1曲の「会いたい」は沢田知可子さんのカバー。これもオンエアしたら「当時を思い出すわ」風のコメントがいっぱい届いた。9月のアルバム2枚リリースの話しやライブの話しも聞いたが、しかし素の彼女は見事に素直に愛くるしかった。楽しく時間を過ごした。

帰る前にふたりで熱唱したのは「銀座の恋の物語」でないのは明白である。「恋のフーガ」の振りを教えてもらってデュエットしたのである。「誰や!銀座の恋にしか見えんと言うヤツは!」

8月11日(月曜日)

A-Show,36回目のウイークリー・ライブの日。今日は午前6時台に登場。オリジナルで「Telephone」って曲をやってくれた。またワシッと心臓をつかまれる歌だった。基本的に「あの時」系ってのはやばいよね。

いつもは記念写真的に撮っているのであるが、今日はほんまにほんまにライブをしているところのA-Showを押さえてみた。

次回はちなみに丁度1週間後の18日月曜日の午前7時台であるのでお聞き逃しなく!

8月12日(火曜日)

じつぁ、あたくし昨日から木曜日までの4日間、「先生」をさせてもらっています。学生時代、先生に怒られることしかしなかった、あたくしがでげすよ。ちょっとこれ、スゴクナイ?(平板から尻上がりに読むこと)生徒さんたちは劇団ひまわりの研究生さんたちなのであります。サマー・ワーク・ショップといういわゆる恒例の夏期特別講座ってのがあって今年は何かの間違いでボクに声がかかったってわけ。教えることなんて実はこっから先もないボクだけど、普段ラジオでしかお話しをしていないからいろんなジャンルの人たち、それも今回の場合は夢をもった諸君、の前で顔付きを見ながらお話し出来るってのはすごくいい刺激で勉強にもなる。だから毎日2時間の講義をさせてもらっているわけなの。

4日間だから一応時間割を考えて、初日自己紹介、2日目俺流英会話、3日目DJの話し方実地、4日目曲紹介付きDJ練習としてみたのだが、2日目を終わった今日現在、自己紹介が終わっただけなのである。トホホ。プロのくせにねえ。

でもね、ボクはやる気のあまり見えない若者たちかなって想像していたの。それが見事に裏切られましたね。みんな、目がキラキラしていて明るい顔でボクのひとりしゃべりに毎日2時間、やな顔ひとつせずつき合ってくれるばかりか、話しの中から何かを自分に吸い込もうってしてくれているのね。これ、ちょっと感動です。「夢」を持つっていいことです。そしてそれを「実現」させようと本気で思っている人はやっぱり輝いています。だから昨日も今日も熱弁をふるいすぎて予定時間をオーバーしてしまったのです。さて、あと2日でボクは彼らに何かを伝えてあげることが出来るのでしょうか?とにもかくにも、彼らと真剣に向き合うだけです。

8月14日(木曜日)

FM802に自転車で向かう午前5時40分、突然角から曲がってきた暴走おばチャリに激突される。
右手首、不具合発生。程度は記述せぬ。最低1ヶ月は覚悟せねばなるまい。

キーボードが左手でしか打てない。故に日記のアップもままならないが、そうすると素材が溜まりすぎる。
努力してアップはするが文字数は激減することになる。

「再会」が大阪でとんでもないことになっているThe Loveの3人(Vo.平くん、B.中村くん、G.内田くん)がボクの番組の為だけに来てくれた。スタジオ・ライブで「再会」をやってくれた。やはり身にしみた。

帰り際に平くんを昔みたいに呼び捨てで呼んだらホントに切なそうな顔をした。

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