HIRO T'S DIARY

● 4月後半の日記 ●

4月22日(火曜日)

aikoなのであ〜る。お久しぶりなのであ〜る。しかし間を空けても彼女とは全く距離感を感じない。デビュー前からの知り合いだったからであろうか。明日リリースのシングル「蝶々結び」と夏のライブのプロモーションだったが、いつも通り好き放題話しはあっちこっちに飛びまくった。たのしかった。ちょっと痩せたかなって感じに加えてエクステンションでロングヘアになっていつもよりお姉さまな感じであった。

ちょこっとDJもしてもらったがaikoのかわいい声は朝に非常にマッチしていた。危機感を感じた。レギュラーではちょっとって感じで返ってきたので正直ホッとした。そんな和気藹々の朝であった。

4月23日(水曜日)

そして今日はスガ・シカオデーなのだ。オンエアとしてはめちゃめちゃ久しぶりのスガくん。元気そうであった。5月7日リリースのニュー・アルバム「Smile」の話しも勿論聞いたがそれ以上に久しぶりの逢瀬を楽しんだ。今日はスガくんは深夜まで802にべったり。大変である。

曲をかけている間に「ハラヘッタ!」とつぶやいたのでボクがいつも番組終了後に食べているお弁当を追加注文してあげることにした。それも「鳥マヨ丼」である。鳥もマヨネーズも大好物というスガ・シカオの口に合うかどうか心配だったがニコニコうれしそうに食していた。ボクも横でむしゃむしゃ食べながらしゃぁ〜わせだった。

4月24日(木曜日)

お久しぶりぶりのGATSくん。昨日ミニアルバムPassageがリリースされてそのお話しなどをしにきてくれた。最初シングル予定が曲がどれもこれもいい感じで結局ミニアルバムにしたそうな。いや、ほんまええグルーブがうねっています、どの曲にも。ぜひ一聴を。スタジオライブもこのアルバムから「言えなかった」をしてくれた。ほんまええ感じやった。

以前は殆ど丸坊主だったGATSくん、今は髪の毛がかなり伸びてより柔らかくやさしい男に見えるようになった。だから今回は結構強気に上から押さえつけるインタビューをしてみた。(えっ?いつもやないかい!って?)(うん、そうかもしれん。)

4月25日(金曜日)

ニューブリーズを明後日に控えてA-Showがウイークリー・ライブでやって来た。今朝は初めてギターを持たずにである。ブルース・ハープ1本で(んま勿論2本でやるのも難しいが・・・)ぬあんと日本のポップスのゴールド・クラシックである「上を向いて歩こう」をやってくれた。A-Showの手にかかるとあのポップスもソウルフルなブルースになってしまう。圧巻であった。気持ちよさげに吹き続けるハープにうっとりとしてしまった。

明後日のライブではどんなソウルを聴かせてくれるのであろう?ホントに楽しみである。

4月26日(土曜日)曇り

明日はニュー・ブリーズ。今日は野音で1日リハーサルが行われた。最初から最後まで全部つき合った。夜までみんな精一杯の音づくりだった。おもしろい。曲者がいっぱい集っている。明日は間違いなくお客さんもたのしんでくれることであろう。明日は満杯になる客席でひとつひとつのアーティストのリズムにひとり酔いしれた。

しかし大方の予想に反して一日中曇り空だった。正直寒かった。「明日は晴れ」という天気予報を信じてお家に帰った。

4月27日(日曜日)快晴

昨日とはうって変わった初夏を思わせる晴天の中4回目のニュー・ブリーズが開催された。写真がその熱いライブのすべてを物語るはず。出演順に軽く追っかけていこう。(余談だが始まる前のちょっと怪しげなおじさん2人ユニットのウエルカム・ミュージックはなかなかのものであった。写真は敢えて割愛させてもらう。また噂では本編前の影アナも相当によかったらしい。)


今年のノン・クレジットのオープニングアクトは若干13才の林明日香ちゃん。とにかく堂々のパフォーマンスを魅せてくれた。そのまま本編に入ってMilk RunとSuper Egg Machineが会場を温めてくれたところでボクが登場。あ〜たら、こ〜たらくっちゃべって場を思いっきり盛り上げた。

馬場俊英くんはあくまでアコースティックなライブを聴かせてくれた。素直な歌詞、素直な歌声、青空に吸い込まれていった。そしてその後はジャジーな香りいっぱいのFLEX LIFE。これがまた彼らの浮遊感で会場を軽〜くうねらせてくれた。そして5組目はママレイド・ラグの登場。ボクも初めてのライブ体験であったが予想を裏切らぬライブで魅了してくれた。

その後、再度ボクが登場してステージから会場の記念撮影をした。どれか一枚だけを使うと不平不満が出そうなので全部掲載する。ほら、かなりの人でしょ、3000人って。(でも自分を探そうとしても見つかんないよね、このちっこさじゃ。)


ボクのMCで遂にA-Show初登場。ギター1本で、たった3曲で完全にお客さんをノック・アウトしてくれた。会場にソウルが満ちあふれた。その後を受けてFried Prideがステージへ。これまた横田さん、横ちゃんの超絶ギターにShihoが絶妙なヴォーカルを乗っけて大向こうを唸らせた。すごかった。

そしてボクの登場である。レイン・ステイックの超絶テクニックでみんなをあんぐりとさせてしまった。とえらそうに書いたがこれは雨の音がする筒で矢野真紀ちゃんが前回番組に来たときに話題になってその勢いで買ってしまったのである。ボクのレイン・スティックに出番があったことをうれしく思う。

そしてライブは中盤から後半にさしかかる。8組目は「のマド」のふたり。フルバンド編成でサンバな感じからしっとり聞かせるところまで味をたっぷりと感じた。その次に「レミオロメン」。しっかりしたリズム隊の上に乗っかるギター・ボーカルが未完の名器を感じさせた。ベースのトークはアバンギャルドであったことを付け加えておく。そして10組目に「SOFFet」の2人が登場した。YoYoとGoofのぴったしのコラボレーションで素直に楽しませてもらった。MCでYoYoがボクのことを話題にしてくれてうれし、はずかし、朝帰りな気分であった。「光永亮太」はアコースティック編成で登場。あのAlwaysもめっちゃスイートにアレンジをして聞かせてくれた。亮太は男前なのでちょっと腹がたった。(ってちっこい人間やなあ、ボクも。)

12組目としておなじみ押尾コータローが登場した。4回目ともなればこなれたものでいつもにも増して素晴らしいギターを披露してくれた。今回で卒業ということもあり精一杯のステージを努めてくれた。ありがとう、そしてもっと大きくなってください。最後はファンクにGats TKB Showの登場。大所帯でありながら繊細なGatsのヴォーカルを引き立てていて「嗚呼、ライブバンドだね」って痛切に感じた。立派な本編締めであった。

そして、ボクのギターのリズムに乗っかってファイナル・セッションがスタートした!

実は今年は寺平、このファイナル・セッションとオープニング影アナに命を賭けたのだ。全アーティスト登場と言うわけにはいかず、ボクの気心の知れたお友達に「出てよ」ってお願いして各々の勉強用にA-Showを使って音の下敷きを作って、説明の手紙を各アーティストに送っていろいろやりとりをして昨日時間の限られた中でリハをして今日に至ったのである。ありがちな「ニコニコ」セッションではなく、ここでも本物をプレゼンしたかったのである。曲は導入部のタイトゥン・アップから押尾コータローの「小さな輝き」と「Imagine」をブリッジに使いながら People get ready と What's going on? をやった。ボクもハートの奥からのMCを Imagine に乗っけてつけさせてもらった。来てくれたみんなの心の一部にでもこのセッションの香りが残ることがあれば本当にうれしいかぎりなのだが、どうだっただろうか?

お客さんもひとつにとけ込んでくれて大合唱になりながら、改めて各アーティストを送り出していった。セッション参加アーティストは舞台に向かって左手からママレイド・ラグの田中くん、Flex Life、Gatsくん、Fried Pride、A-Show、押尾コータロー、そしてGatsくんのバンドメンバーであった。改めてステキなセッションに感謝したい。

そして来てくれたみなさん、今年もステキな笑顔をありがとう。元気をたくさんもらいました。ありがとう。

4月29日(火曜日)(みどりの日)

自分たちだけになってホントに肩の力が抜けたって言うかなんていうか、リラックスして音楽をやっているのが目に見えるようになったアナム&マキがやって来てくれた。6月にリリースされるアルバム「Love & Hate」を紹介してくれた。いや、ズバリええアルバムなのである。ゆる〜く、でもしっかり揺れているアルバムだ。ぜひお試しあれ。

スタジオライブも収録曲から「ケセラセラ」をしてくれた。ほんまええ感じやったのです。

インタビュー後若返った感じのするふたりとの記念撮影はファミリーな感じできめてみた。

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