HIRO T'S DIARY

● 12月後半の日記 ●

12月17日(月曜日)
アルバムでメジャーデビューを飾ったママスタジヲの4人がやって来てくれた。もう番組にもインディ時代を入れて3回目の登場である。意気投合和気藹々のインタビューであった。って思っているのはボクだけで彼らはひょっとすると恐れおののいているのかもしれない。しかしアルバムの話しなどを中心にちょっとだけゴキブリの話しなどもトッピングに使って「あっ」と言う間に時間は過ぎ去った。とにかく彼らはキラキラしている。そしてそれがやはりとても大切なことだと思う。これからもキラキラし続ける努力を続けてくれたまえ。左からヴォーカルのコイズ、キーボードの川口、ボクの前がベースのミナヂ、そして右端がドラムスのヌラという方々でありまする。以後お見知りおきを。
12月18日(火曜日)

Skoop on Somebodyが今日のお客様であった。最新アルバムNice 'n Slow Jamの話しや1月のフェスティバル・ホールのライブの話しも確かに聞いた。んが、我々は彼らがデビューした97年からの知り合いと言うこともあり、インタビューの内容もあっちゃこっちゃへ行って破天荒な揺れ具合であった。楽しかった。んが・・・・・
あることに気づいた。人気者になったスクープはきっと色々な面でおいしい思いをしているに違いない。「んな事ないですよ〜」とTakeは言う。しかし、俺は腹が立ってしかたない。スクープごときに負けてはおれない。だから802を去るときに「お持ち帰り」対決をして、どっちの方がエライかの決着をつけることにした。


バリバリのギャルと802を去るスクープ
(どこで見つけて来たんや。教えて〜〜)
元バリ・ギャルと802をサル、ヒロT
(負けたとは思っていないらしい。)

12月19日(水曜日)

3年と4ヶ月ぶりの逢瀬だった。斎藤誠が帰ってきてくれた。ほんとに久しぶり、そしてお帰りの気持ちで彼と楽しいトークをチカクでさせてもらった。来年2月にはニューアルバムとシングルをリリース。アルバムタイトルも"Careless Memories"とそのココロの話しも聞かせてもらっていい感じの大人トークであった。彼も昨日のバナナホールでの打ち上げで結構朝方まで呑んでいたはずなのに当意即妙のやりとりで楽しくそしてしんみりとさせてもらった。ギターも持ってきてくれたのでスタジオ・ライブでブラインド・フェイスの"Can't find my way home"を渋く決めてくれた。んが、その後が実は大変だったのである!

「ボクも昔取った杵柄さ、ちょっとギター貸してよ!」ってマコっちゃんにお願いしたら、やっぱほら、むげにも断れないじゃん?だから、「あっ、いいっすよ。」って感じで貸してくれたわけさ。彼のブラインド・フェイスに対抗してさ、それより前のクリームの"Sittin' on top of the world"から"Politician"へのメドレーで攻めてみたわけ。

したらさ、入り込んで歌っている本人の前で「ケッ!!」なんて大声出すんだよ。 これで二人の蜜月時代は終わりを告げた。しかしこのおじさま二人は非常に物忘れがいいのできっとこの次会ったときはまた今回のようにお互いを抱擁するところからストーリーはスタートしていくことであろう。チャンチャン!

12月20日(木曜日)

鳳山雅姫。19才。大阪出身。8月8日メジャーデビュー。初のゲストにやってきてくれた。メジャー2枚目の「月に叢雲、花に風」のプロモーションであった。快活な女の子であったが時折ガラス細工の心をきっと持っているんだろうなってぼんやり感じた。まだデビューしたばかり。どんな風に育っていくのかを楽しみに見守ろうって感じさせてくれた。

初の登場で記念撮影でハナ・プイッをしている彼女に他意はないはずである。スクープそしてマコっちゃんと続くコンセプト画像の説明をして、でもやっぱり初対面だし余りやりすぎるのもなんだしと思って「じゃ、普通に撮ろうよ」って言ったのだけどシャッター直前に彼女なりの創作意欲が涌いたのかもしれない。それなら、ボクも何かかましておくべきであった。

12月25日(火曜日)

今年の6月から始まって今日で連続7ヶ月毎月一度ボクの番組を訪ねてくれたことになる直太朗くんがお客様であった。来るたびに必ずやってくれるスタジオ・ライブ、今日はクリスマスの日にふさわしく彼の2枚目のシングルのカップリングにもなっている"Christmas Avenue"を情感たっぷりに歌い上げてくれた。トークでは我々2人は日記上では再現不可能なぐらいにますます脱線の色合いが濃くなってきている。次回には自戒しなければいけない。(しかし、無理であろう。)

記念撮影の構図は直太朗Dによるものである。曰く我々におけるヒューマン・リレーションを絵柄的に構築したものであるそうな。分かると言えば分からぬでもないが、不可解と言えば不可解でもある。

12月27日(水曜日)

802には初出演というバンド、Sly Tribesがメンバー全員で来てくれた。まだ立場的にはインディーズであり、ラジオ出演もあまり慣れていないらしく全員緊張の面もちであった。でもさすが地元の子たちだけあって結構ボクの番組とかは聞いているらしくそんな話しにも花が咲いた。でもとにもかくにもボクは彼らの音はとっても好きである。ミナミ・ホイールで見たライブもなかなかいけていた。これからの成長をしっかりと見せてもらうつもりである。

緊張の解けない中でボクの神々しさに圧倒されながらの記念撮影。左からベースBon,ドラムスSari,ギターJin そしてボーカル・キーボードのAki。同じような写真を彼らのホームページの日記にもアップするとのこと。チェックせよ。
http://www.fsinet.or.jp/~suratora/

12月28日(木曜日)

昨夜BigCatでライブをしたNuuちゃんが1年11ヶ月ぶりにボクの番組に帰ってきてくれた。今現在はインディーズになり多分以前にも増して自分のペース配分で生活しているであろうNuuちゃんはほんとはメチャメチャスマートな女性なんだろうけど未だに変わらぬ「プニュ〜」って感じをキープしていてくれて嬉しかった。3枚目のアルバム「唄波」(かは)には、より感性の襞が深まった感触の唄たちが産み落とされている。2月になったらCDショップにも並ぶとのこと。それまでにもボクの番組でちょこちょこオンエアされるであろうから気に入れば是非一枚。また近いうちに帰っておいでや、Nuuちゃん。

言わずもがなではあるが、写真の2人は原寸大である。

 

12月28日(金曜日)
Matt Biancoの2人のマーク、マーク・ライリー(左)とマーク・フィッシャー(右)が今年最後のお客様でやって来てくれた。木・金・土とブルー・ノートでライブをしている。クリスマスにイギリスを出発して到着したばかり。まだ時差ボケのさなかに昨夜既に1日目のライブを終え、そのまま来てくれてかなりハードであったはず。でも笑顔を絶やさずにインタビューを楽しんだ。ちょっと彼らのいわゆるイギリス弁はボクでも時々ハラホロヒレハレになるのだが、そこはそれ、日本人特有の曖昧スマイルでなんとかかんとか通り越してみた。とにかく今アルバム制作中で来年初夏には完成し、また来日したいとのこと。たまの逢瀬であるがやはり海の向こうからのお客様にはそれなりに触発される。当然またボクの番組での再会を約して別れた。Thanks for your visit, Mark & Mark!
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